HOWTO

色々な釣りの基本テクニックから裏技、おすすめアイテム、新製品など‥知っておくと得をする情報を集めたコンテンツです!
  • 活きエサ銀兵(ぎんぺい)の特徴と使い方を解説

    2021年6月25日配信 【HOWTO】 【編集部】

    近年、全国の釣具店に広まっている活き餌「銀兵」。活きイワシが手に入らない時のヒラメ釣り(泳がせ釣り)のエサに使われるほか、堤防・岸壁からの泳がせ釣りのエサとしても人気上昇中。こちらでは活き餌「銀兵」についてまとめてみました。


    銀兵はウグイの仲間の淡水魚

    銀兵はコイ科の淡水後ウグイの仲間とされているが、ほぼウグイと言って差し支えない魚。大中サイズがあり大きいものは25cmほどもいるようだが、10~15cmくらいが中心。コイ科の魚らしく、小さいウロコのヌメヌメとした滑りあり。

    淡水にエアレーションを入れておくだけで活かすことができる扱いやすさも特長。ただし、気温水温が22℃を越えてくると弱りやすくなるので、水温が上がってしまわぬよう注意が必要。

    つりえさマリンではこのように袋に酸素を充填して銀兵を販売している。「酸素を入れた状態で運ぶ時は、水面がより広くなるように置くと溶存酸素が上がって持ちがよくなります」

    発泡スチロール箱や活かしバッカン、クーラーなどに入れ、ブクブク(エアレーション)して活かすことができる。水温が上がりやすい季節は、保冷剤や氷などで水温を調整する



    ハピソン
    便利で経済的なUSB充電式のエアーポンプ

    タカミヤ
    このようなエアポンプを装着できるものがあると便利

    海水への耐性があり、海釣りのエサとしても優秀

    ウグイは近縁種に海と川の両方に生息するマルタウグイがいたり、酸性の田沢湖でも生き残ったりと、水質変化に強い魚。淡水で活かすことのできる淡水魚でありながら、海水に入れても長時間泳ぎ続けることができる。

    海水中でもしばらく泳いでいられる
    アゴの部分にハリを掛けたところ

    銀兵の性格を知って上手に泳がせて使おう

    どちらかというと底生性の銀兵。回遊性で中層を泳ぎ回るイワシ類と比べると、泳ぐのをやめて底に沈んでしまいがちになる。なので、泳がせるレンジを通常より少し上に設定したり、途中でレンジを上げて銀兵に喝を入れるようなアクションも有効。ソイなど根魚類はいったん上げて落とすフォールのような動きに食いつくことも多いようだ。

    船ヒラメや船五目釣りのソイなどにも有効
    船ヒラメのエサ付けの例
    [関連釣行記]宮城の船ヒラメ秋の最盛期!活きエサ銀兵活用法を解説

    こちらは投げ釣りの釣果。ソイやカサゴ、スズキなど色々な魚種が釣れてくる
    [関連釣行記]酒田港 夏のオールナイト投げ五目!

    色々な釣りに使える活きエサ銀兵!ぜひ、一度試してみていただきたい。
    [関連釣行記]エサは餌屋! 第2回「定番の活きエサを解説」

    つりえさ倶楽部マリン 仙台新港店
    仙台新港近くの銀兵取り扱い店。通販にも対応!!
    ■住所:宮城県仙台市宮城野区蒲生竹ノ内128-16(キリンビール仙台工場向かい)
    ■TEL:022-786-3580
    ■朝4時(土日3時半)の早朝から営業。
    [TEL、インターネット通信販売に対応]お店に行けない場合も予め自宅にエサを届けておいて釣行することが可能!

    関連記事

    宮城の船ヒラメ秋の最盛期!活きエサ銀兵活用法を解説

    ヒラメ釣り最盛期の仙台湾沖。ここに来て餌の活きイワシが不足という問題が発生。代わりに活躍中の活き餌「銀兵」で確実に釣るテクニックはいかに? (2019年10月掲載) 目次 亘理沖の...

    エサは餌屋! 第2回「定番の活きエサを解説」

    プレミアム連載:エサは餌屋! 第2回「定番の活きエサを解説」 普段、何気なく買って使っている釣りエサの基礎知識からちょっとした小ネタまでを紹介する連載企画。第2回はジャチメやチロリ...

    エサにこだわる鳥の海沖ヒラメ釣り

    震災後、宮城の釣り船がヒラメ釣りに使う活きエサは、陸送したマイワシが主流になっている。大羽イワシと呼ばれる20cm級も多く、カタクチとはちょっと異なるエサ使いも釣り方のキモ。また、...

    根周り五目のエサづかい

    仙台湾周辺では、メバル、クロソイ、アイナメ等の根魚五目が絶好機を迎えている。そんな中、銀兵やドジョウといった活きエサや各種冷凍エサを持参して、仙台港沖で試釣を行った。※2012年2...

    釣った小魚で大物狙い「簡単堤防泳がせ仕掛」

      「簡単堤防泳がせ仕掛」(がまかつ) ヒラメ、青物狙いの活きエサ泳がせ釣りに サビキで釣ったアジ、イワシや活き餌銀兵などをエサにしてヒラメ、青物などの大型魚を狙う活き餌泳がせ仕掛...

    [連載]常笑upcoming fishing!☆第2回 三陸の夏!活きイワシの夏!!

    連載:針生秀一さん 第2回 三陸の夏!活きイワシの夏!! ※この記事は2013年6月にプレミアムメルマガで配信したものです。 梅雨ですが、その合間の晴れが気持ちよく、釣り物も増えて...

    こちらの記事もおすすめ

    • howto-image

      サクラマス釣りのコンディション把握のために重要な河川情報の見方[北上川水系の場合]

      サクラマスの河川への遡上は水温、水量の影響を大きく受ける。旧北上川、追波川の河川情報を見る時に参考にするサイト、見方について村岡博之さんに教えてもらった。 注目すべきは水温、水量、...
    • howto-image

      船酔いの心配を克服!酔い止め薬の選び方・釣りの船酔い対策

      釣りは好きだけど、船酔いがいやで船釣りは絶対しないという人も多いはず。でも、以前は船酔いしていたけど、酔い止め薬のおかげで船釣りが大好きになったという人もいっぱいいますよ! うねり...
    • howto-image

      追波川サクラマス メジャーポイント6選

      東北の巨匠こと村岡博之さんが月1回のペースで東北、石巻周辺のルアーフィッシングを中心にいろいろな話題を取り上げていきます。今回は追波川(北上川)のサクラマスポイントをご紹介! ※こ...
    • howto-image

      三陸、下北のサクラマスジギングの基本をガイド

      1月下旬からシーズンに入り、春まで楽しめる三陸沿岸~青森沿岸のマスジギング。ターゲットはサクラマス(ママス)をメインに、カラフトマスやキングサーモンがヒットすることも。 こちらでは...
    • howto-image

      ホッケ

      【東北の魚種別攻略】 ホッケ(磯・堤防) ホッケ 北海道より北に多い魚だが、東北でも秋田の男鹿半島周辺や青森西海岸などの日本海側では冬から春にかけて磯、堤防から狙うことができる。岩...
    • howto-image

      クリガニ

      【東北の魚種別攻略】 クリガニ(栗蟹) クリガニ 栗毛ガニ、スクモガニなどとも呼ばれるクリガニ(標準和名トゲクリガニ)は冬から春にかけて接岸し、東北各地で投げ釣りなどの外道に釣れて...
    • howto-image

      宮城の防波堤・堤防釣り場まとめ【港湾岸壁・漁港・オカッパリ】

      ここでは宮城県の防波堤釣り場の記事をまとめてご紹介します!宮城県周辺の陸っぱりの釣りはゴールデンウィーク頃から投げ釣り、サビキ釣りともに盛期になります。 ※2018年掲載、2022...
    • howto-image

      釣り人が守りたい8つの基本マナー・釣り場のルール

      初心者~上級者、老若男女、どんな釣り人も守るべきマナーがあります。立入禁止や釣り禁止、釣り人駐車禁止といった制限のかかる釣り場が増える中、釣り人の良心が問われるケースが目立つように...
  • 公式 Youtube

  • ランキング


  • 新着ブロガー

  • Facebook

  • スポンサー