釣行記

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千葉めぐみさん越喜来湾イカメタルで初ヤリイカをキャッチ!

編集部 2022年2月8日 更新

千葉めぐみさんのイカメタルチャレンジ!5回目は秋冬シーズン盛期のヤリイカ。念願の1パイを釣り上げるまでの模様をお届けします。
※2022年2月掲載


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ヤリイカハイシーズンの昨年12月に釣行

秋から冬にかけて浅場の沿岸から狙えるヤリイカ。コンディションが良ければ束釣りも夢ではない。この好機にヤリイカ釣りに挑むのが、今回5回目のイカ釣り釣行となる当メディアイメージキャラクターの千葉めぐみさん。

かつてより「ヤリイカを釣りたい」と連呼していためぐみさん。前回のムギイカ(スルメイカ)釣行では自己記録を更新し、イカ釣りの魅力を存分に堪能!もうスルメイカはお腹いっぱい。そんなことから次なるターゲットを、まだ一度も釣り上げたことがないヤリイカに絞り奮起。果たして勝利の女神は微笑むのか。

取材は12月中旬。岩手県三陸町越喜来地区の鬼沢漁港「大船丸」に伺った。ヤリイカがシーズン盛期を迎えた当地、釣況は日ムラが見られ低調~復調を繰り返していた。12月に入ってからはシケにより出船中止が続く日々。もちろん直近の釣況も確認が取れない。そんな悪天候の合間に出船機会をみつけての強行取材となった。

シケが続き久しぶりのイカ釣り出船に釣り人も意気揚々。前方はサビキ釣り、後方はイカメタルのスタンス
全身、ピンクをまとったイカメタルレンジャー始動。シケが続き流れに流れた今釣行にめぐみさんの気合が伝わる
15時、鬼沢漁港より出船。ポイントとなる首崎周辺へ向かう。日はすっかり傾いていた

強風に加え波が高くウネリもありタフコンディション。風を避けるポイントでアンカーを下ろす
水深67m前後、15時半より実釣開始

ただでさえ難しいヤリイカ 加えてコンディションも悪く苦戦

この時期のイカメタル釣法はとてもテクニカルで、常連の釣り人も苦戦を強いられることが多い。風、波がある時、潮流が速い時や止まっている時など、誘い方次第で釣果に差がつく。触るか触らないかといった繊細なヤリイカのアタリを目感度も駆使していかに乗せることができるか、触れた瞬間の小さなアクションを感じ、見極めることが鍵となる。

日が傾き始めた15時。鬼沢漁港を出船し首崎周辺のポイントを目指した。漁港内は穏やかも、港を出るとザブザブ状態。強風、高波、ウネリのタフコンディション。実績ポイントに入ることが出来ず、風を回避できる浅場での実釣となった。久しぶりの荒天の合間ということもあり越喜来地区の各イカ船が一堂に集結していた。

15時半よりスタートフィッシング。潮流が速かったことから25号のイカメタル(鉛スッテ)を装着し、様子見しながらの実釣となった。まずはボトム付近を丹念に探る。ウネリと小刻みな波の影響でアタリが取り辛い状況だった。

めぐみさんが使用したロッドは、バレーヒル社の「レトログラードX(RGXC-60S-Metal)」。30号までのイカメタルに対応し、やや張りのあるバットに繊細な穂先で細かなアタリもしっかりキャッチできる。視認性に優れる蛍光イエローの穂先で目感度も◎


バレーヒル(ValleyHill) レトログラードX 60S-Metal
バレーヒル
高いコストパフォーマンスを誇るバレーヒルのティップラン、イカメタルロッドシリーズ。
Amazon価格26,300円(2022年2月時点)
バレーヒルの「イカメタルリグ」。左から青色発光ビーズ仕様のトリプル(全長145cm)、オールエステルライン仕様のトリプル(全長145cm)、同じくオールエステル仕様のダブル(全長120cm)。このイカメタルリグ使えば簡単にイカメタルの枝仕掛けが完成。幹糸に「スクイットシンカー・メタリン」、枝に「スクイッドシーカー・ぷにりん」を装着するだけですぐにイカメタルを楽しめる。
「イカメタルリグ」(バレーヒル)
「イカメタルリグ オールエステル」(バレーヒル)


バレーヒル イカメタルリグ トリプル オールエステル Valleyhill
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トリプルタイプ(枝2本)とダブルタイプ(枝1本)のうちトリプルの4号
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イカメタルはバレーヒルの「スクイッドシーカー・メタリン」、「スクイッドシーカー・メタリンライト」、枝用スッテの「スクイッドシーカー・ぷにりん」を使用。
「スクイッドシーカー メタリン」(バレーヒル)
タングステンとヘビーメタルを素材としたイカメタル。シルエットが小さいため潮の影響を受けにくく、ゆらゆらフォールで誘いながら、細かいアクションにも鋭く対応。
「スクイッドシーカー メタリンライト」(バレーヒル)
スリム&セミロングボディを採用。フォールで誘った後の安定姿勢でしっかり抱かせられる誰にでも扱いやすいメタルスッテ。
「スクイッドシーカー ぷにりん」(バレーヒル)
ぷにぷにとソフトなプニリンボディを採用し、イカに違和感なく抱かせられる枝用スッテ


バレーヒル (Valleyhill) スクイッドシーカーメタリン ライト 25号(鉛スッテ)
バレーヒル
定番の赤×緑カラー(レッド/グリーン)の25号


バレーヒル(Valleyhill) スクイッドシーカー ぷにりん 3.0号 #19 ナデシコ
バレーヒル
3.0号サイズの枝用スッテ
イカメタルリグにイカメタルとスッテをセッティングするめぐみさん。潮流が速いことから、まずは25号のメタルスッテで様子をみることに

開始してから10分ほどで船中1杯目のヤリイカがヒット。レンジはボトムすれすれだった。幸先の良いスタートに船上はモチベーションアップ。次なるヤリイカのヒットを期待していたところに、めぐみさんのロッドが大きくしなる。「なんか乗ったかも。プルプルいってる。ヤリイカじゃないみたい」。上がってきたのは良型のサバだった。

その後、ポツポツと竿曲がりシーンは見受けられるものの、フィーバー状態は無く我慢の釣りが展開される。シケ続きの合間の強行釣行。そこに強風、高波、ウネリ、激流とタフコンディションが加わりヤリイカはご機嫌斜めの状況が続く結果となった。

開始して間もなくめぐみさんのロッドが大きくしなる。アワセたところまでは良かったが、その後の引きはどうもイカではない様子。上がってきたのは良型のサバだった

「この時期のサバは脂が乗って美味しいよ。どれ貸してみな」と及川船長が手際よく捌いてくれて即、氷漬けに。身が厚くデップリとしたサバを入れたバケツの中の海水は脂がたくさん浮いていた。締めサバにしたら最高!

辺りが暗くなり始めた16時半、集魚灯が灯された。いよいよ本番モードへ突入

集魚灯が灯されてから1時間を経過した頃、ようやくポツポツとヤリイカの釣果が見られるようになった。ボトムから3mまでのレンジにヒットが集中していた

小物類の収納に最適なバレーヒルの「タックルバッグⅡ」。ルアー、イカメタル、エギ、リーダー、フック、その他小物類を分類別に収納できる多機能バック。今回はイカメタルを収納。一目で商品が分かるので現場でも素早く取り出すことができる


連日のシケ続きで出船ができなかっただけに、シケの合間となったこの日、首崎周辺には他のヤリイカ船も続々と集結してきた

実釣も折り返しとなり後半戦へ。依然ポツポツ釣果が続いていた。ヤリイカの釣れるレンジはボトムギリギリのところ。怒涛の連続ヒットに期待が高まる

ズッシリと重みのあるアタリがあり穂先が水面に吸い込まれる。「イカじゃないね」。上がってきたのはマゾイだった

めぐみさん待望の初ヤリイカ!


【めぐみさんヤリイカヒットシーン!】

ヤリイカの繊細なアタリに、なかなか乗せられず苦戦を強いられていためぐみさん。諦めかけていたその時、竿先にフワっと変化があり即アワセ「うん今度は乗ったかも」
慎重に巻き上げる。明らかにイカの感触がロッド全体に伝わってきていた。水面に見えたのは念願のイカ。それも初物のヤリイカだった。「やったやった見て見て凄く綺麗、ヤリイカだよ~」めぐみさん歓喜!!
イカメタル釣行5回目にして念願のヤリイカをゲットしためぐみさん。超タフコンディションの中での価値ある一尾。「釣れてくれてありがとう」感謝の気持ちも含めさっそく記念撮影
バレーヒルのアルミトレー「スクイッドキーパーDX」。熱伝導性に優れたアルミニウム製のイカ用ストッカーでクーラーに重ねて収納。イカが重ならないように並べることで変色しにくく、しっかりと冷やして持ち帰れる
クーラーにピッタリサイズのアルミトレー「スクイッドキーパーDX」に釣りたてのヤリイカを並べるめぐみさん。同船の釣り人からのご厚意で数も倍増!


バレーヒル(ValleyHill) スクイッドキーパー DX M シャンパンゴールド
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MとLの2サイズがあり(こちらはMサイズ)
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これから春はタラやサクラマス!イカメタルは初夏のムギイカからスタート

今季の越喜来湾のイカ釣りを振り返ると、6月下旬の夏イカ(ムギイカ)からスタートして、冬至のスルメにパラソルヤリイカまで約半年間に渡るイカメタル釣期が終了となった。めぐみさんも目標のヤリイカを釣ることができ、また昨季の自己ベストを塗り替えるなど、まずは今季の目標をコンプリート。勝利の女神がほほ笑む結果となった。

今年もあと4か月ほど待てば三陸沖のイカ釣りがスタートする。ようやく繊細なアタリが取れイカを乗せられるようになっためぐみさん。次なる目標はスルメイカ、ヤリイカ混じりで釣果倍増。束釣りを狙いたい。「イカした女子」を目指すめぐみさんの釣戦はまだまだ続く。

今回お世話になったのは鬼沢漁港「大船丸」の及川船長。一見強面だが、実は照れ屋でお茶目な頼りがいのある名船頭。このポーズは、めぐみさんの「イカポーズ」のゴリ押しにタジタジながらも対応いただいた貴重なワンショット。船上はいつも笑いが絶えない

大船丸では現在、タラジギング(お一人様11,000円)、メガラ船(お一人様8,000円)で好評出船中。直近の釣況をお聞きしたところ「ようやくタラの機嫌が良くなってきたよ。2月3日にも出たんだけどクーラー満タン。入れる物がなくなり早上がり」と今後につながる有望なコメント。その他の釣り物も相談次第で対応いただける

3月1日からはいよいよマスジギング(お一人様8,000円)が解禁となる。昨年はマスノスケフィーバーもあり活気に満ち溢れたが、今年はどんなドラマが生まれるのか期待大だ



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※モデル実釣/千葉めぐみ(釣りTiki東北イメージキャラクター)
※取材協力/バレーヒル、大船丸


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