モンスターベッコウ降臨!牡鹿・金華山周りの夏ロック
夏場、水温が上がってロックフィッシュがオフシーズンに入る直前、牡鹿半島~金華山エリアのモンスターベッコウゾイ(タケノコメバル)をボートロックで狙った。
龍颯丸ミッツ船長のビッグボス宣言!まずは網地島エリアからスタート
2022年7月24日、石巻の万石浦から出船する遊漁船龍颯丸(りゅうそうまる)にお邪魔して、ロックフィッシュ船の様子を取材してきた。すでに夏のシーズンに入りロックフィッシュは終盤ながら、前日も同じエリアで52cmのモンスターベッコウを上げるなど調子は上々。船長の「ビッグボス釣りますよ」宣言とともに釣り場へ向かった。
目指すは牡鹿半島の先にある金華山だが、途中、田代・網地島エリアに寄り道して様子を探りつつ釣りを開始した。
中型ベッコウゾイ連発で親サイズに期待が高まる
高活性というわけではないものの、小中型のベッコウゾイにアイナメ、マゾイ、ヒラメも釣れて順調な滑り出し。シャローから一段落ちた所までを探っていったが、根魚の多くはまだ浅場に残っている様子で、このまま続けていけばモンスター級にも期待ができそうな状況。
いよいよ聖地・金華山周辺エリアへ!
序盤戦のロックフィッシュゲームをわいわいと楽しみ、いよいよ金華山へ移動。数日前からのウネリが若干残っている状況ながら、釣りをするのにはそれほど問題なさそうな雰囲気。
唯一の心配といえば前日の釣行ですでに52cmを釣ってしまっていることくらい。「2日連続は難しいのでは?」と船長に訊いてみたところ、「ちゃんとポイントは残してあるので大丈夫です!それに、前日釣ってしまったからといってまた魚も入ってくるのできっと釣れますよ」
53cmのビッグボス級ベッコウゾイ出現!
アイナメなどを釣りながら場所移動を繰り返し、11時を回った頃にビッグボスが登場した。段違いの重みで上がってきたのは、53cmのモンスターベッコウゾイ。ヒットルアーはマックスセントの「クリッターホッグ」だった。
48cmの大型が続き金華山パワー炸裂
実績ポイントが続くエリア、時間的にもまだまだ期待できる。53cmを上げてから30分ほど経った頃、今度は48cmのベッコウゾイが釣れてきた。50に届かず「惜しい」と言われてしまったが、十分嬉しいランカー級サイズだ。
昼休憩の後は牡鹿半島側で釣り再開
昼食後は牡鹿半島側などを回ってアイナメ、ベッコウゾイを追加。終日、ハイシーズンのロックフィッシュゲームを満喫した。シャローに入っていたロックフィッシュは水温上昇とともに深場に落ちていくが、水深30mくらいまでは同様のロックフィッシュタックルで狙うことが可能。また、青物、タチウオなどの回遊魚も入ってきてジギングも盛期を迎えている。
根魚の聖地といわれる金華山のベッコウゾイとアイナメ。豊かな資源を大切に守りながら今後も長く楽しんでいきたいものです。
遊漁船紹介[龍颯丸](石巻・万石浦より出船)
ロックフィッシュやフラットフィッシュ、ジギング船などルアー船で出船中。キャスティングしやすいフラットな船で日の出から日没まで1日タップリ楽しめる。ミッツさんとも呼ばれて親しまれる阿部充博船長の軽快なトークや乗船者の雰囲気も魅力で、初心者や女性、子供さんも船長がやさしくガイドしてくれるので安心!船長も竿を出すのは状況把握のためなのでご了承ください。
■TEL:090-6628-9810
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※取材協力/龍颯丸(石巻・万石浦)