ハピソン光るシリーズでタチウオ釣果UP!
宮城県追波湾周辺のタチウオ釣りは今秋の水温が高めなのもあって、10月半ばを過ぎても追波らしい良型のタチウオが釣れ続けている。今回、ハピソンガールみなせちわちゃん、ハピソンプロスタッフおがPの2人は、光るテンヤ「LEDタチウオテンヤ」のニューモデルで太刀魚テンヤに挑んだ。
※2023年10月掲載。
まだまだ釣れ続きそうな追波湾タチウオ狙いからスタート
取材を行ったのは10月中旬。今季の追波湾タチウオはなかなか調子の上がらない期間があったものの、ここにきて爆釣に恵まれる日があったり、日ムラはあるがまだしばらく楽しめそうな雰囲気。
今回もおがP船長の遊漁船Groovyで雄勝漁港から追波湾へ直行。数日前に歌津の大隆丸でトップ40本の大爆釣があったとのことだが、この日は潮周り的にどうなるか微妙なところ。さらに、朝から雨がポツポツと落ちてきて、これから雨も波風も強まる予報のため先が心配。「海が荒れてしまう前に釣果を上げて戻ってきたいところですね」とおがP。
昨年発売の「LEDタチウオテンヤ」に50号サイズが登場!
おがPとちわちゃんの2人が使うのは、ハピソンの光る太刀魚用テンヤ「LEDタチウオテンヤ」の50号。昨年使用した40号に50号が追加となり、色々な釣り場や釣り船が指定する統一号数にも幅広く対応できるようになった。
[関連釣行記(2022年釣行)] Hapyson LED発光テンヤで釣る!宮城雄勝湾内のタチウオテンヤ
光るテンヤは水中に入ると水を感知してLEDが点滅。タチウオに効果的とされる赤色の光でタチウオを寄せ集めることができる。水から上げて水気が無くなるとセンサーが反応して自動で消灯するため、消し忘れによる電池の消耗の心配が少ないのも特長。
昨年の取材でも効果的だったこのテンヤの集魚効果を実釣で試すのが、今釣行第一のミッションだ。
激シブ条件にもかかわらずLED発光効果かタチウオ連続ヒット!
追波湾に到着し、大隆丸の牧野船長たちに釣況を確認すると、普段あるはずの朝のラッシュタイムが無く、かなり渋い様子。特にテンヤの釣果が厳しく、ジグの方が釣れるという状況のようだ。今回はテンヤ縛りなんですが・・ちょっと心配。
おがP船長が魚探の反応を見て、タチウオの釣れそうな反応を探すが、「まだあまり良い反応が出ませんねぇ。多分、底の方にいると思うので、ボトムから7mくらいを中心に、上の方でも15mくらいまでを探ってみて」
他船のテンヤの人の前情報なども参考に「止めが重要」とのことで、底から少し巻いたら少し止める、という感じでゆっくりテンヤを漂わせるように誘っていった。すると、ちわちゃんのテンヤにアタリ!光の集魚効果か結構アタリはあるが、小さい個体なのか乗らないケースが多かった。
雨が少し強まり、「もっと防寒着込んで来ればよかった」などと言っていると、ちわちゃんにヒット!最近は小型も多い中、指4~5本のマズマズサイズ。
みなさん渋いという状況下、結構アタリは多く、テンヤをみると発光部分の近くにタチウオの歯形が付いていてローライトの中で集魚効果がかなりある様だ。
おがPも一緒に釣り始めるが、ライン切れやアワセ損ねたりで、なかなか釣り上げられず。次に釣れたのもちわちゃん、指5本超にサイズアップ!
雨も強まる中、次の釣りに移行したいため、おがPもサクっと釣りたい所。この日のパターンである止めを意識しながらじっくりめに食わせると、おがP今度こそヒット!
「がんばれ!おがP」という、ちわちゃんの応援の効果もあり無事に抜き上げ成功。
おがPのタチウオのサイズもまずまず、シルエットが大きく見える分サイズが良いのかも。さらにこの日は薄暗い空模様、マヅメや曇天などローライトな条件で特に威力を発揮するのかもしれない。
これで太刀魚テンヤのミッションはクリア。Groovyは次の場所へ移動しなければならないため、ちわちゃんが使っていたパープルゼブラは残り餌と一緒に大隆丸にバトンタッチ(帰港後、牧野船長から送られてきたのがコチラ)
ヒラメ、カワハギなどに使える光るシンカーも発売予定!
船釣り用光るシリーズのもう1品、ハピソン「光るシンカー(名称未定)」もテスト。今回使ったプロトタイプは30号、40号、50号、80号のサイズ、実績ある夜光やアカキンというラインナップ。
沿岸の船釣りで多用される号数が揃い、カレイやカワハギからヒラメ釣りやちょっとした深場の五目釣りなどにも使えるサイズ設定。好奇心旺盛で光に寄って来ることのあるカレイ、アイナメや、光モノを使う人も多いヒラメ釣り、イカ釣りなど色々な沖釣りに使用できる。
活きエサ銀兵使用のヒラメ泳がせ釣りに挑戦
ヒラメ泳がせ釣りの餌を釣ってからでは大変なので、今回はつりえさマリンの活き餌「銀兵(ギンペイ)」をお取り寄せ。酸素を充填して発送されるので、そのままの状態で船上まで持って来ることができる。
パックを開封すれば当然ながら酸素が抜けてしまうので、ハピソンの「エアーポンプシリーズ」でエアーを送ってあげれば、銀兵を活かしておくことができる。
※2023年よりハピソンエアーポンプは3年保証付き!もともと簡単には壊れない信頼品質だが、保証が付いてより安心して長く使うことができるようになった。
[エアポンプ3年保証についてはこちら]
追波湾周辺のヒラメ船のいるポイントでヒラメ釣りをスタート。30分ほどで雨が強まり、波風も悪くなってきた。このままウネリが上がってしまうと、雄勝湾に戻るのが危険なコンディション。「最近、雄勝湾内でもヒラメが釣れているので、湾内でやりましょう」おがPの判断で湾内に戻ることにした。
大須崎のうねりをかわしながら雄勝湾内に入ると波は穏やかになったが、雨は弱まる気配なし。雨を避けながらヒラメを狙ってみたが、天候厳しく、ヒラメは釣れずにタイムアップ。光るシンカーについては発売されるまでのリベンジを誓い、今回の釣行は終了することにした。
LEDタチウオテンヤについては「光で寄せて止めて喰わせる」という1つのパターンを確立した。皆さんも残り少しの宮城タチウオや、これから冬場も長く楽しめる他エリアの太刀魚テンヤで試してみてほしい。
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※取材協力/ハピソン