釣行記

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新型ジョイントルアーで追波川バチ抜けシーバス攻略

編集部 2020年10月24日 更新

毎年、早春ではなく、秋の大潮後にゴカイ類の「バチ抜け(産卵行動)」が起こる石巻の追波川(北上川)。2020年シーズンは水温が高いためか?10月中旬の大潮に入ってもバチ抜けが起こらずにいたが、大潮最終日の10月18日の夜に今季初のバチ抜けが発生。翌19日の夜にオライノの村岡さんと実釣を行った。

バチ抜け用3連結ジョイントルアー「ソルティーステージ ゴッドロン」

「昨夜は新北上大橋下流側のバチ抜けポイントに入ったんだけど、全くバチ抜けが起こらず釣れませんでした。どういうわけか、中流の福地閘門あたりでかなり広範囲でバチ抜けが起こっていたみたいで、今日は中流域に入ってみたいと思います。上に入ったら今度は下流で釣れ出したりしてね(笑)」

村岡博之さんのオライノ工房で待ち合わせてから、追波川右岸側の福地地区より少し下流のポイントへ。

使ったルアーは2020年11月新発売のアブ・ガルシア「ゴッドロン」。もともとはFANKY&PANDORA BOXにて販売されていたハンドメイドの3連結ジョイントルアーをアブ・ガルシアで量産。クオリティを下げることなく、バチ抜けパターンに有効な表層系ルアーに仕上げた。


ゴッドロン解説動画

ソルティーステージ ゴッドロン」(アブ・ガルシア)

バチ抜けパターンやサヨリなど表層系ベイトパターンに対応した全身駆動3連結ルアー

全10色のうち使用したカラーは上から、NAT(ナチュラル)、GCHOB(グリーンチャートリュースオレンジペリー)、CHPW(チャートリュースバックパール)、WHGOB(ホワイトギーコオレンジベリー)

推奨セッティングに合わせライトタックルで挑む

「ゴッドロン」はハンドメイドから量産化するにあたりかなり繊細な設計となっている。使用するタックルは推奨セッティングに合ったものがベター。メインラインはPE0.8~1号、ショックリーダー14Lb以下。スナップも#1か#0の小さめのが動きを活かしやすい。

タックル解説動画

Eradicator Extreme EXTS-810MLF-TZ -Abusolute-」(アブ・ガルシア)
TAF製法を採用し、強さと超軽量化を実現したシーバスロッド「エラディケーターエクストリーム」。8.1ftのMLモデルは軽量なシンペンから大型ミノーまで使用可能

各モデルそれぞれ異なるデザインが施されており、ブランクス性能を最大限に活かせる設計

アブガルシア(Abu Garcia) エラディケーター エクストリーム EXTS-810MLF-TZ. スピニングロッド 2ピース シーバス スズキ ヒラスズキ


「ZENON」(アブ・ガルシア)
2021年発売予定の最高峰スピニング。2500番クラスで150g程度という極限の軽さに、プロトモデルでほぼ問題なしの完成度。発売が待ち遠しい


16時20分頃上げ止まり。潮が動き始めて1時間から1時間半後の17時半過ぎに日没が重なり、チャンスタイムを見込む 


追波川右岸側。福地閘門と新北上大橋の間の区間。平日なので同じポイントにはもう1組、対岸にも数人のアングラーが入り話し声が聞こえてきた 


17時を知らせる音がすると村岡さんに数件のTELが。バチ抜けの状況確認、終業後に来るという人も

 

日が暮れるとポツポツとバチ抜けスタート

17時を過ぎ、静かに日が暮れ、鏡のようだった川面に少しずつ流れが出てきた。しかしながら、辺りがだいぶ暗くなってもバチ抜けの気配はない。

17時半頃、まずは小型のバチが抜け始める。「こいつはクルクルバチと言ってるやつで、これだけだとあんまり釣れない。大きいバチが抜けないと」

時おり「バシュッ」という捕食音が聞こえ始め、クルクルバチを追っているせいなのか何度かショートバイトがあるがフッキングせず。そして、18時前頃に大型のバチが抜け始めたところで、1尾目がヒットした。

1尾目のシーバスヒットシーン

50cm弱くらいのシーバス。バチ抜けパターンはこのくらいのサイズが多い
ゴッドロン」のカラーはCHPW(チャートリュースバックパール) 

前夜に比べ極端にバチの数が少ない状況にちょっと苦戦

バチ抜けが始まり捕食音も増えてきたが、抜けているバチの数が本来のものではない。本物のバチがあまり抜けすぎると、今度は逆にルアーに食わせるのが難しくなるのだが、ある程度パニック状態になってくれないと爆釣連発状態とはいかないのだ。

この夜の実釣ポイントは終始ポツポツ程度のバチ抜け
 

前夜はこのくらいの大規模のバチ抜けがみられたそうだが・・(2017年撮影)
【参考】追波川リバーシーバス 晩秋のバチ抜け&サヨリパターン 

やや控えめなバチ抜けの夜となったが、それでもゴッドロンにはコンスタントに反応があり、20~30分おきのペースでシーバスがヒットしてきた。


2尾目も同じカラー、チャートリュースバックパールで。ちょっとサイズダウン?

 

カラーをチェンジしてホワイトギーコオレンジベリーで3尾目。サイズが徐々に小さくなっているのは気のせいだと思いたい

5尾をキャッチして終了 前夜のポイントの方がよかったかも・・

あとで他のポイントの様子を確認したところ、前日に釣りをした下流側のエリアや対岸側の方では大規模なバチ抜けがみられたそうで、2日連続で狙いをハズしてしまったようだった。

それでも、バチ抜けの数、シーバスの活性ともにいまいちの状況ながら5尾をキャッチ。「ゴッドロン」がバチ抜けパターンに有効なことは確かで、状況次第ではもっと釣果も伸びたはずだ。

追波川のバチ抜けパターンは今後も11月一杯まで大潮から大潮後の中潮にかけて期待できる。シーズンによっては12月に釣れることもあるので、新発売のゴッドロンをGETできたらその実釣力をお試しいただきたい。

「NAT(ナチュラル)」にカラーチェンジして4尾目

NATで5尾目を釣り上げたところで、サイズアップも望めないようなので切り上げることに。バチ抜けの最中は多くの魚が沸くため小さめサイズの数釣りになるが、70~80cmオーバーが釣れることもあるので侮れない


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※実釣・解説/村岡博之
※取材協力/ピュア・フィッシング・ジャパン

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