釣行記

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ベイトブレススタッフ雄勝沖ロックフィッシュバトル

編集部 2024年2月24日 更新

ベイトブレスフィールドスタッフの恒例行事「ベイトブレススタッフバトル」。2023年はベイトブレス創立25周年記念ということで、JBトップ50のバスプロら多くのスタッフが宮城県石巻に集まり、盛期のボートロックを楽しんだ。
※2023年取材、2024年2月掲載。


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使用できるワームが制限された中で激熱バトルを展開

コロナ禍を挟み3年ぶりとなる「ベイトブレススタッフバトル2023in雄勝」が昨年の12月に開催された。この大会は毎年恒例となっていたベイトブレススタッフのみで行われる釣り大会で、独自のルールを用いて競技が行われるのが特徴。各々抽選で手渡された各種類のワームのみを使用し釣果を上げていかなければならない。ワームの数量も限られており、追加は認められず、ロストすれば手が少なくなるというプレッシャーの中で戦わなければならない。

今大会は、ベイトブレス創立25周年目の節目の大会ということもありJBトップ50の3選手(小林知寛さん、井上泰徳さん、野村俊介さん)をはじめ各地で活躍しているスタッフが一同に集結。宮城県雄勝湾のボートロックを存分に満喫した。

出船前の静まり返った雄勝湾。12月に入り急激に冷え込んだためか海面から冬を告げる幻想的な景色、気嵐が立ち上がっていた


競技前に谷野社長からルールを説明。無理難題が出題されるのは恒例でスタッフ達は分かっているが、クジ引きで手渡されたルアー(ワーム)しか使用できないというもの
今大会で使用されたワームは、
中村勝さんプロデュース「E.Tシャッド3.4インチ
コンパクトサイズながら魚の食い気を誘うボリューム感も持たせた「フラピンジュニア2.8インチ
激シブ、ハイプレッシャーにも効果的なクロー系「ティンがーバグ2.8インチ
喰わせ&アピールのバランス抜群「スリムカーリー3インチ」の各色。
手渡された内容を見てガッツポーズのスタッフもいれば落胆するスタッフも。一尾の重量で争われた今大会は、手渡されたワームのカラーを元に戦略を立て、ウェイインするためのルールクリアがポイントになった

ベイトブレス(Bait Breath)
絶妙なボトム姿勢、ソフトマテリアルで喰い込みにも優れたET(エッグテール)SHAD。
 
ベイトブレス
キャリコ模様にヒントを得たキャリコカラー。「スポーンチャート」はスポーニング期の婚姻色を意識した実績色だ。
 


ミーティングが終了するとスタッフの皆さんは4隻に分乗。タックルの準備に取り掛かった。久しぶりに開催されるスタッフバトルだけにテンション🆙
各船、安全航行で湾内を通過しポイントを目指す。6時半過ぎには朝日も顔を出し最高のロケーションをアシストしてくれた








風が強まる前、ミドルエリアで根魚のコンディションを伺った。フグの猛攻を交わしながらミドルレンジに下がるブレイクラインでフィッシュオン

例年より少し遅れてハイシーズンを迎えた東北ロックを大満喫!!

当日は強風のため風波が立つタフコンディション。風裏ポイントに的を絞りターゲットを拾い釣るスタンスで競技が開始された。

12月に入った根魚の状況はハイシーズンということもあり良型も多数混じる状況。しかしながらポイントによっては30cmにも満たないチビナメの連釣があったり、フグの猛攻に悩まされたりと我慢の釣りが展開された。

そんな中、海藻が密集するエリアやベイトが多く溜まる1級ポイントが激熱。特にシャローエリアやミドルエリアで大型の個体が多く見られた。






























各船に分乗したスタッフの様子。シャローやミドルエリアを中心にターゲットを狙う。中型ポツポツのところに良型がドンっとヒットする状況。船上は終始和やかムード

風裏限定シャロー撃ちでランカーアイナメキャッチ!

後半は予報通りの強風となり風裏でランガン。バックには宮城県女川町の離島、出島と本土を結ぶ出島架橋が見える






この時期のシャローに残っている個体は少ないながらも、蓋を開ければデカイサイズが出たのはシャローエリアだった。海藻の中へワームを送り込むと待望のバイト。中には50cm級のランカーサイズも混じり船上は大盛り上がり
お題をクリアしホクホク顔のスタッフを乗せた競技船が帰港
検量の合間の記念撮影。ズッシリ重量感あるアイナメがズラリ勢揃い。皆さん満面の笑み


ベイトブレス創立25周年の記念すべきスタッフバトル、上位争いは接戦となった。そんな中、栄えある優勝は2位との差150gで逃げ切った今野勝和さん。ジャスト3kgの土肝を抜くビッグワンをウェイインし圧巻の勝利。惜しくも準優勝はベイトブレスの谷野雅人さん。3位入賞は中村渡さん。2位とわずか15gの僅差だった。ちなみに谷野さんと中村さんは同船。お互いをイジリ合い白熱したバトルが展開されたのは言うまでもない

結果発表を前に競技の総評を述べるベイトブレス谷野社長

スタッフ各々で持ち込んだ今大会の賞品。上位入賞者から好きな賞品を持ち帰れるのが恒例のルール。大きな物から薄っぺらいものまでズラリ。箱の中身が違うなんてことも。過去のスタッフバトルではカップラーメンの箱裏に1万円相当の商品券が貼り付けてあったりしていたこともあるので、スタッフ達の念入りなチェックは欠かせない

JBプロトーナメント、バストーナメントで活躍中のトーナメンタースタッフの皆さん。「今スタッフバトルの様な機会でもないと、スタッフ皆で集まるなんてなかなかないですからね」。東北ソルトスタッフとの記念撮影風景
最後はスタッフ全員でのワンショット。終日、笑顔がこぼれっぱなしだった今バトルは、3キロのビッグワンをはじめ2キロ台後半の重量級が続々とウェイインされる等、創立25周年記念に相応しい大会となり、大きな盛り上がりを見せ幕を閉じた

ベイトブレス2024ニューアイテムも要チェック!

立春が過ぎ季節は一歩一歩春の様相を見せ始めた。ベイトブレスではこれからのシーズンインに合わせ陸っぱり、ボートロックにもマッチした新たなワーム、NEWカラーが続々とリリースされている。

陸っぱり、ボートロックやソイゲームに高実績なバグジープロツートンカラー、ベタンコスリムカーリー8インチ等々、ロックフィッシュゲームを楽しむ最高のラインナップがズラリ勢揃い。今季のロックフィッシュシーズンが熱くなること間違いなし!

「バグジープロ3.5in」ツートンカラー
「ベタンコスリムカーリー8インチ」ビッグフィッシュエディション

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※取材協力/ベイトブレス


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