釣行記

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  • 2024GW宮城リザーバーのランドロックトラウト事情

    武山重之 2024年5月6日 更新

    毎年、ゴールデンウィークは宮城内陸の山上湖でランドロックサクラマスを狙っている武山重之さん。今季のリザーバーは例年の同時期とは様子が大分異なるようで、花山ダム、漆沢ダムの今年の様子をレポートしていただきました。
    ※2024年5月掲載。

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    旧北上川サクラマスは不調。内陸のランドロックは?

    サクラマスは旧北上川をホームリバーにしている石巻の武山重之さん。「旧北のシーラン(海からの遡上)は今まで例が無いくらいに釣果が少なくなっています。ここまで全体で30本もいかないのではないでしょうか?」

    仙台湾周辺海域は2023年秋冬から黒潮系暖水の影響が強まった状態が続いている。仙台湾の水温が高めのためか、サクラマスの回遊が不調(まとまった群れが入ってこない)で、仙台湾の石巻に河口がある旧北上川へのサクラマスの遡上が減っていると考えられる。同じ北上川水系で、牡鹿半島より北側に河口のある追波川(北上川)では比較的順調に釣れているのだが、武山さんのホーム旧北上川は今後もどうなるか厳しそうな雰囲気だ。

    そうこうしているうちにゴールデンウィーク、リザーバーにランドロックを狙いに来る季節になった。「花山ダムのいつものところを定点観測的に釣ってみようと思いました。そうしたら、例年の同じ頃より水位が2mくらい低くてびっくりしましたよ」


    農業用水取水のためか?水位の下がった花山湖。湖岸を歩くのはいつもよりラク


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    花山ダムは減水&高水温で例年のGWと大きく異なる雰囲気

    過去の釣行記でも紹介しているが、雪どけが入って水かさが増しているはずの時季だが、田んぼの用水に引かれたのか2mほども減水している状況。さらに水温を測ってみると約15℃。いつもの年より5℃ほども高い条件だった。

    続いてポイントをチェックしていくと水温が高いためなのか、いつもなら水深5mくらいの浅い所にいるはずのベイトのワカサギが全くみられなかった。適水温に近い沖の水深のある所に移動していると考え、ロングキャストで深場をねらってみることにした。

    花山漁協年券4,500円(日釣り1,000円)
    定点ポイントで実釣
    表層の水温は約15℃。中層はもう少し低いと考えられるが、もうすっかり初夏の水温

    フルキャスト深場を狙って銀化ヤマメ級をキャッチ

    「フォレストから新しく出たトラウト用ジグのファブルがこの条件下で活躍しました。いままであまり使ったことが無かったのですが、ロングキャストで遠くを狙うのによく、サイズもベイトのワカサギに丁度でした」

    釣り方はフルキャストして水深15mほどのボトムを取り、リーリング途中フォールを入れながら中層を引いてくると、水深10mくらいのところで銀化ヤマメがヒット!

    「今回は14gを使ったのですが、マスがワカサギの群れを追っているとすれば、群れが沖合を回遊している時などに21gを使う場面もあると思います。結果3尾釣れましたが、大きさは銀化ヤマメくらいの微妙なサイズまでだったので、サイズアップを狙って漆沢ダムに移動しみました」


    トラウト用ジグのファブルで深場を狙ってキャッチ
    湖沼に入り銀化したヤマメ
    ベイトになっているワカサギはこのくらいのサイズ
    いつもはスプーンの「フロントレイク」を使用するが、この日はトラウト専用メタルジグ「ファブル」の14gが活躍。より遠く、水深のあるゾーンにマスが移動すれば21gを使う場面もありそう
    ジグの場合も基本のフックセッティングはスプーンと同様。今回はシングルフックの#2を使用した。大型トラウト対応「TR-24」、トラウトでスタンダードな丸セイゴ「TR-22」、チヌバリ型「TR-21」を使い分けている(いずれもがまかつ)

    がまかつ
    サクラマスなどの大型トラウトにも対応可能な強靭なタイプ!
     

    漆沢ダムに移動して釣れてきたのはギンザケ

    鳴瀬川水系の漆沢ダム、こちらも花山ダムと同じように減水しているものと想像していたら、水位が高くて花山湖とは全く異なる状況。サクラマスを狙ってみたが、釣れてきたのはギンザケのみだった。

    これは種苗生産施設から逃げ出して育ったとみられるギンザケ

    「後日、様子を見に行った釜房ダムも満水状態で、湖によって水位が全然異なるので対応が必要です。釣ってみた感覚としては水温が高く、例年の同時期より半月は季節が進んでいる感じでしょうか。今回は小さいサイズしか釣れませんでしたが、40~50cmのサクラマスも確実にいるはずです。表水温が上がってくると、適水温に近い水深に移動していくと思うので、今回のように遠投してベイトのいるレンジを狙っていく釣りが有効だと思います」

    例年と異なるパターン、何度か通ってみて分かることもあるはずなので、5月半ば頃までは旧北上川のサクラマスも狙いつつ、リザーバーの調査もしてみる予定。続報にご期待ください。

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    ※写真、解説/武山重之


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