三陸越喜来沖のヤリイカとスルメイカ釣り
2020年シーズンは夏スルメから好調を持続した三陸越喜来湾。台風が集中した9月が明け、10月からヤリイカの釣果が頻繁に聞こえ始めた。当初はサイズが小さかったものの日を増すごとにサイズアップ。そんな朗報を聞きつけハピソンガールのちわちゃんと、当メディアでお馴染みのOga-Pがイカジギングに参戦した。
岩手県大船渡市の越喜来湾沖(崎浜漁港出船)が釣り場
2020年11月初旬の取材日、14時30分に出船港の崎浜港に到着。小雨が降って肌寒い状況だった。乗船する荒神丸の出船は15時とのことで、それまでの間、タックルを準備することに。
そうこうしていると、江刺船長が岸壁に到着。開口一番「今日は荒れるよ。そんな薄着じゃ寒いよ。雨も強くなるからガッチリ着込んで!」
15時に崎浜漁港を出船しポイントを目指した。漁場までは約30分の航程だ。
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Hapyson(ハピソン)YF-202-K チェストライトミドル ブラック
手返しよく広範囲を探り、ヤル気のあるイカを誘っていく「烏賊JIG EVO」のスリムタイプ。ディープ&ビッグサイズのスルメイカにも対応!
頭重心&テイルを絞り込んだ形状によりテンションフォール時に横向き姿勢を維持、一定のレンジの狙い撃ちや低活性時攻略に適する
メタルに樹脂素材をハイブリッドしたニューコンセプト。大型のイカに特に有効で、新色グローSTシリーズも大好評だ
雨降り荒れ模様の難コンディションに苦戦必至
漁場到着後、アンカーを入れ、船を安定させてからの実釣開始となった。ポイントは首崎周辺の水深62~63m。
海況はウネリ、風雨、とタフなコンディション。立っているのもやっとといった状態だった。最初に軽めの40gのジグを投入するも、潮流が速い上に2枚潮も重なり、なかなかジグが落ちていかない。
糸フケも酷く40gは断念し100gのジグを再投入することに。今度はなんとかボトムまで到着するも、ラインが横に流されている状況だった。
開始してから40分ほどが過ぎた頃、ボトム付近を探って船中1杯目が釣れてきた。「今日はアタリを取るのが非常に難しいね。ほんと小さなアタリだったよ」と常連の菊地さん。小さなアタリ、変化を感じ取れるかが釣果を左右する状況だった。
終盤ようやくイカ乗りムードに!
集魚灯を灯してから2時間が経過し、徐々にイカの反応が見えてきた。ヤリイカはボトム付近に集中し、スルメイカが若干上の層にいるといった状況。
狙うはヤリイカ。足が短くアタリは繊細。タナは分かっているものの初釣戦のちわちゃんとオガPはアタリが取れず苦戦を強いられていた。
終了1時間前、だいぶイカの反応が良くなってきた。アタリも頻繁、高活性。ヤリイカはボトム付近。スルメイカはそこから30mほど上層にいた。常連の菊地さんはコンスタントに数を伸ばし、この時点で30杯の釣果だった。
ピカっと一発UV発光!蓄光タイプのジグはこちらで光らせて使用するとGOOD
そんな中、ちわちゃんに初ヒット。念願のヤリイカをゲットした。
アタリの感触が分かったちわちゃん。ここから怒涛の追い上げラッシュに突入。続けてヤリイカ、またまたヤリイカ。ボトムをソフトなアクションで攻め数を重ねた。そして最後の終了の合図。巻き上げ時に上層部でスルメイカをヒットさせた。
三陸ヤリイカ&スルメイカは好季継続中!
11月中旬に差し掛かる現在のイカの状況だが、11月8日はスルメイカ1人あたり48~160ハイ、ここにヤリイカ混じり(荒神丸の釣果)
日によりスルメイカ、ヤリイカの割合が変わってくるものの、安定した釣れっぷりだ。11月下旬から12月になると、冬至スルメの本格シーズン。ビール瓶ほどのイカが姿を見せる。
第八荒神丸/TEL:090-7065-3004
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※取材協力/ハピソン、荒神丸