岩手県陸前高田市の漁港を紹介します。こちらのページでは宮城県境付近の要谷から高田松原周辺にかけて取材した内容をまとめました(2018年12月取材時点の情報です)
※漁港、岸壁で釣りをする時は必ずゴミを持ち帰り、周囲とトラブルなどの無いように気を付けて楽しみましょう。
陸前高田周辺、広田湾内の漁港
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要谷漁港(ようがい)
気仙沼から国道45号線を北上し、岩手県に入ってすぐ海側へ降る。周囲を磯に囲まれ、防波堤周りに岩礁や藻が見える釣り場。アイナメなど根魚が豊富。投げ釣りではカレイも狙え、夜はアナゴに期待。ヘチや穴釣りでドンコ。港内は浅いが藻が点在し、タナゴやメバルが着く。
防波堤内側のスロープ付近
防波堤の右側に小磯が隣接(遊歩道は崩れているので注意)
防波堤周りは岩礁や藻が点在し、根を狙うとアイナメなど根魚。取材時はスポーニングの大型の姿もみられた
港内は浅い所が多いが、藻が点在し、ポイントはある
防波堤先端付近はルアー、探りやカレイ狙いの投げ釣りなども有望
防波堤のカーブ付近には岩場が接近する場所も
漁港左手の船溜まり付近は岸壁から釣りをできる。メバルやタナゴなど小物中心。防潮堤は工事の途中なので注意
長部漁港(おさべ)
気仙川の河口に隣接し、漁協施設なども集中する中規模漁港。大規模な防潮堤工事を行っていて、国道45号線からは港が見えなくなった。岸壁も工事中の部分が多いので、迷惑にならない場所を選んで竿を出すようにしよう。
取材時は港内の岸壁でチカが釣れていた。エサ盗りのフグも多いが、岸壁が広いのでチカの寄りのいい場所を探して狙うと良いだろう。右奥の防波堤周りは磯場があり、アイナメ、ソイなど根魚を狙える。テトラ上など危険な場所や立ち入り禁止の場所には入らないようにしよう。
漁協がある付近の岸壁(写真奥が漁協の荷捌き施設)
岸壁付近はチカ釣りを楽しめる。漁業作業中などは邪魔にならないよう注意しよう
陸側は防潮堤工事中。作業中の場所などには近づかないようにしたい
岩手県の注意看板。テトラ上など危険な場所には入らないようにしよう
右奥の防波堤付近は立ち入り禁止の柵が置かれている部分があった
防波堤付近の岸壁はチカのほか、アイナメやソイなど根魚も狙える
防波堤の周囲には根があり、アイナメやソイなどが着く
こちらは気仙川河口。新しい水門が出来ていた
河口付近には堤防があり釣りは不可
長部漁港は各地で工事が行われていた。チカ釣りをできる岸壁など一部を除き、工事が落ち着くのを待った方が良いだろう
高田松原は大規模な防潮堤の工事中。観光地化された一本松付近など一部を除き、海岸に立ち入ることはできない
高田松原海岸・沼田漁港(取材時侵入不可能)
高田松原は気仙川河口から脇の沢地区付近までこのような工事が続いている
脇の沢付近からみた沼田漁港。漁港はかさ上げが終わっているが、取材時は釣りに入ることはできない状況だった
脇之沢漁港(わきのさわ)
高田松原海岸の広田半島側の端にある漁港。震災前は隣の沼田漁港とともに好釣り場だった。高田松原の砂浜と隣接するため砂地に根が点在し、防波堤周りからカレイやアイナメなどを狙える。
脇の沢に残る大船渡線の線路跡。この線路跡付近に「脇ノ沢漁港入口」の看板あり
陸側では防潮堤の工事が行われている。港の入り口付近は工事を行っていなかったが、工事関係者の指示、看板に従おう
防波堤の外海側
防波堤の港内側
港内は小中型の根魚、カレイやハゼなどの釣り場
防波堤周りは投げ釣りで良型カレイが来ることもある
漁協施設より左側は工事中だが、工事区間を避けて夏から秋にかけてハゼ釣り有望
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