釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!
  • 寒い夜にヒートアップ!初冬の岸壁ヒイカエギング

    編集部 2021年9月3日 更新

    女川、牡鹿半島周辺漁港でヒイカエギングが盛り上がっている。今シーズンは数年に1回の当たり年とも言われ、日によってムラは大きいものの、短時間で50杯以上釣れるようなことも。ここではほぼ毎晩のようにイカ釣りに通っているという、石巻市在住の鈴木達也さんに実釣ガイドをお願いした。
    ※2016年12月取材記事です。
    ※2020年12月現在、立ち入り禁止になった場所があります。現地の看板、誘導に従い、釣り禁止の場所には入らず、ルール、マナーを守って釣行するようお願い致します。
    【釣り場のルール、マナーについてはこちら】

    実績の高い常夜灯下にはすでに多くのアングラーが
    岸壁に残された墨跡にテンションが高まる
     
     

    常夜灯のある漁港、岸壁はチャンスあり

    ヒイカ(標準和名ジンドウイカ)は北海道から九州までの広範囲に生息。内湾を好み、防波堤アングラーの身近なターゲットになっている。シーズンは春から初夏と秋冬。5~6月頃は産卵のため接岸し、子持ちの個体や身が厚くなった個体が釣れる季節。

    夏の間に成長した新仔が釣れ出すのが10月頃から。11~12月が盛期で、越冬に備えて小魚などのベイトを盛んに捕食する。2月から4月にかけての冬場にも釣れた実績はあるが、寒さが厳しい上にイカの活性も極端に低くなるため狙う人はほとんどいなくなる。

    宮城でも沿岸各地の漁港、岸壁に生息していて、中でも常夜灯のある周辺は期待できる。釣り場やタイミングにより魚影の濃さは差が大きいが、仙台、塩釜港エリアから牡鹿半島の各漁港、女川周辺、雄勝周辺など各地に釣り場が点在。この日は連日爆釣状態で多くの釣り人で賑わう女川周辺エリアに釣行した。

    手持ちのタックルで手軽に楽しめる

    エギは「ナオリーRH」シリーズ(ヤマシタ)の1.5号、1.8号、2.2号を使用。カラーは状況により色々と使い分けるのが◎。「ナオリーRH490グロー」はイカから見えやすいとされる490nmの波長で発光するグローカラー
    エギや小物はコンパクトに収納。エギを交換しやすいようスナップを使うと良く、「エギ王エギングスナップ(ヤマシタ)のSSサイズがナオリーに丁度いい

    ヒイカ用のタックルはライトなエギング専用ロッドがあればベターだが、アジング、メバリングなどのライトゲーム用ロッドなどで十分に代用できる。ロッドの長さは7~8ftくらい。ラインはできれば細目にすると釣りやすく、PE0.4~0.8号にリーダー1~1.5号くらいが目安。PEを巻いたリールがなければ、フロロの2~4Lb程度でも問題ない。

    エギは1.5号、1.8号の小型のエギを使用(遠投が必要であれば2.2号まで)。今回はヤマシタの「ナオリーRHシリーズ」で実釣した。ヒイカは遊泳力が弱く中層から上に浮いて回遊していることが多いので、「ナオリーRH」のタイプはベーシックを基本に、表層をゆっくり攻めたい時はシャローと使い分ける。ディープタイプは水深のある釣り場で日中イカが沈んでいる時などに使う場面が限られる。

    「ナオリーRH」のカラーローテーについてヤマシタ工藤さんに解説してもらった。夜にアピール力が最も大きいのは「ナオリーRH490グロー」。表層に浮いてくる時は「ナオリーRHベーシック」、「ナオリーRHシャロータイプ」のオールオレンジ夜光やオールピンク夜光なども有効。逆にイカの乗りが渋いような時は金アジやホロイワシなどのナチュラル系に好反応が続くことも多い。

    状況に合わせたカラーの使い分けはマスト。エギをこまめにチェンジしやすいようにエギングスナップで接続するといいだろう。

    まずはガイド役の鈴木さんがお手本を披露
    ヤマシタの工藤さんも続く
    冬のヒイカはこのくらいのサイズがメイン
    ロッドは専用品があればいいが、手持ちのアジング用、メバリング用などでも十分
    隣で釣っていたエギング初挑戦の少年もこの通り!
    夜な夜なヒイカを釣り貯めて、冷凍庫にストックしているという鈴木さん

    釣ったヒイカは美味しく持ち帰る

    釣ったヒイカを新鮮なまま持ち帰るための方法をご紹介
    あらかじめ海水を汲んだクーラーと水汲みバケツを用意する
    釣ったらまずは水汲みバケツに入れて、しばらく置いて墨を吐かせる
    その後、海水を入れたクーラーに移せば水を汚さずにイカを活かすことができる。鈴木さんはそのまま沖漬けに

    焼いても煮てもおいしいヒイカ

    ヒイカは刺身はもちろん、炒めたり、イカ飯にしたりと、何にしても美味。生きたまま漬けダレに入れる沖漬けは釣り人の特権。小さくて調理が面倒という人は、さっと湯がいて生姜醤油でいただくのもアリ。

    イカ刺し
    バター醤油炒め
    イカ飯

    ヤマシタ工藤さんのヒイカの烏賊飯レシピ

    1)口・目・内蔵・骨を取り除いておく。
    2)お腹に炊いておいたご飯を少々詰める(生米は×)
    3)ゲソでふたをし、つまようじで止める。
    4)タレに浸す。※タレは、醤油と日本酒を各2、みりん1、かつお出汁少々。
    5)レンジで3回チンしたら出来上がり。

    「過去に鍋で煮る方法も試しましたが、小さいイカなのでレンジでチンするのが一番うまくいきます。簡単で軟らかく、味もしみて美味しいですよくコ:彡」

    [12月21日の釣果]まだしばらくは好シーズンが続きそう

    12月21日、ヤマシタ工藤さんの釣果

    冬型の強風で釣りづらい日も多くなってきたが、天候など条件次第ではまだまだ期待できる。直近12月21日は10杯ちょっとだったが、小型のヤリイカが1杯混じった。12月18日には38杯を釣っている人も。釣れているうちに、釣りたてのヒイカのおいしさを味わってみていただきたい!

    こちらは鈴木さんの今シーズンの釣果。ヒイカ狙いに中型のヤリイカが混じることも。ヤリイカも釣れていいはずの季節なのだが・・

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    ※解説/鈴木達也、工藤雄介(ヤマシタ)

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