仙台周辺の陸っぱり釣り場2：塩釜港

仙台近郊の防波堤紹介第2弾は、塩釜港の釣り場をご紹介。前回と同じく、つりえさ倶楽部マリンのスタッフさんに解説してもらった（2012年6月掲載時の情報です）

塩釜の港は市街地に隣接し、観光・レジャーのついでに遊ぶのにも最適。近くに釣具店、コンビニ、食事処も揃う。震災前は足場のいい岸壁が広がり、ファミリーなどで賑わった釣り場だが、現在は釣りを出来る場所は限られる。魚市場を起点として、奥側（北側）の、仲卸市場周辺の岸壁で竿を出すのがオススメ。以前はマリンゲート塩釜近辺で釣りをする人も多かったが、震災後は地盤沈下により冠水する場合があるので注意が必要だ。

（A）北防波堤付近

国道45号側から見て、最も奥側の、東北水産研究所下の岸壁。突き当たりには防波堤があり（防波堤自体は立入禁止）、防波堤の外側は泥底でハゼやアナゴなどを狙える。港内の岸壁には大型船が停まっていることが多いが、船の間の探り釣り、ちょい投げで、ハゼや小型のアイナメ、マコガレイ、夜はアナゴなどがターゲットになる。

（B）仲卸市場前

北防波堤から魚市場側に少し戻ると、大型船もまばらになり、広い岸壁で竿を出せる。船の往来に注意すれば遠投も可能で、水深も十分。日中はアイナメ、マコガレイやハゼ、夜間はアナゴやメバルに期待。仲卸市場周辺にある食堂や自動販売機も利用可能と利便性も高い。

（C）魚市場～まがき港

多くの釣り船が並ぶ桟橋とまがき島は立入禁止になっているが、船の泊っていない部分ではちょい投げ、探り釣りが可能。他と同様、小型のアイナメ、カレイやハゼなどがターゲット。夜はエサ釣り、ルアーで根魚を狙える。

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取材協力／つりえさ倶楽部マリン仙台新港店（仙台市宮城野区）TEL：022-786-3580

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