仙台周辺の陸っぱり釣り場1：仙台港

海水温もようやく上がり始めて、防波堤釣りが楽しみなシーズン。というワケで、これから数回に分けて、仙台近郊の陸っぱり釣り場をご案内します。第1回目の今回は仙台港をご紹介！（2012年5月掲載時の情報です）

エサ、ルアーの根魚有望！サビキのイワシもそろそろ？

ファミリー層に人気のあった釣り公園（仙台港中央公園）は震災で足場が崩壊し、地盤沈下の影響もあるため、立ち入り禁止になっている。現在は雷神埠頭、中野埠頭と高松埠頭が主な釣り場。ファミリーには車を横付けできる中野埠頭がオススメ。高松埠頭は中級以上のベテランにも人気のある釣り場だ。ただし、港内は立入禁止や修復作業中の場所も多く、港湾作業中や立入を規制している場合は、迷惑をかけないように確認してから竿を出すようにしよう。

（A）釣り公園＆（B）雷神埠頭

釣り公園（中央公園）は震災で足場が崩れて危険な状態で、立入禁止になっている。復旧の見通しは不明。雷神埠頭は夏場のサビキ釣り、ちょい投げの人気ポイントで、夏場にカタクチイワシが爆釣することがある。ただ、こちらの岸壁は貨物の搬入出が頻繁で、釣りをしづらい時もあるため、そういったときは岸壁に車を乗り付けられる中野埠頭に行くのが無難だ。

（C）中野埠頭

ここでは岸壁に車を寄せて手軽に竿を出せる。泥底に小さな根が点在し、ちょい投げでハゼやカレイ、アイナメなどを狙える。これから夏場は回遊次第で、イワシなどのサビキ釣りもOK。夜はイソメや魚の切り身をエサにした投げ釣りでアナゴを狙える。また、夜間にカタクチイワシが爆釣することがあり、アナゴ用の投げ竿を置き竿にして、サビキ釣りで足下を狙ってみるのもアリ！

（D）高松埠頭

ここの防波堤、テトラ周りはメバルやソイ、アイナメなどの根魚のポイント。特に夜釣りが有望で、イワゴカイをエサにした探り釣り、ソフトルアーともに楽しめる。岸壁の際やテトラの間を丹念に攻めると◎。これから8月、9月にかけてはイワシが回遊し、潮通しのいい場所ではスズキやワカシなどが回遊することもある。また、岸壁側は車を横付けでき、中野埠頭と同様の釣り物を狙える。

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取材協力／つりえさ倶楽部マリン仙台新港店（仙台市宮城野区）TEL：022-786-3580

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