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海釣り最強エサのアオイソメ(青イソメ)とは!?【※画像注意】

2015年4月16日配信 【HOWTO】 【編集部】

うねうね動き回るキモいヤツ
動きとニオイで魚を魅了!

日本各地の釣具店、釣り船で手に入る海釣りの定番エサが「青いそめ」。投げ釣り、防波堤探り釣りからカレイやハゼなどの船釣りまで、虫餌のスタンダードを解説!

アオイソメ

アオイソメって?

ミミズなどと同じ環形動物類(管虫類)。日本在来種のゴカイ類や岩虫類とは違い、中国や朝鮮半島からの輸入が全て。以前は全て自然採取していたが、近年は急激な需要の増加に対応するため中国を中心に養殖も行われている。

保管方法

アオイソメは海水中で6~10℃に冷蔵して保管されている。お店ではバーミキュライトなどの砂に入れて売っているので、冷えすぎないよう冷蔵庫の野菜室などに入れておけば1、2日は活きを保てる。

釣り場に運ぶ際は、特に夏場は常温だと温度が上がりすぎてイソメが死んでしまう。保冷材や氷で冷えすぎないよう、タオル等で包んでからクーラー内に保管しよう。

イソメを入れるケースはフタが閉まりにくく、イソメの活きがいいと逃げ出して困る(カモメなどに荒らされることも)。木製エサ箱も使いやすく人気がある。

エサ
エサ箱に砂(バーミキュライトなど)と一緒に保管
青磯目
夏場の高温は厳禁。ただし冷えすぎにも注意!


ナカジマ
木製の餌箱でイソメ長持ち!
 
 


明邦
ヌメリを抑えてエサ付け時の滑り止めになるイソメ用の粉末。
 
 
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基本のエサ付け

■1匹掛け

青いそめ
中太のイソメ1匹を半分に切って1本のハリに付ける。軟らかい先に尾の方をチモトにこき上げてから、頭の硬い部分で押さえるとエサ落ちしにくい。最もコンパクトなエサ付けで、口の小さいカレイなどにも吸い込みやすい。船釣りに適する。

■縫い刺し

青イソメ
1匹そのままのイソメを使い、頭の側から1~2cm間隔で縫うようにハリを通してダンゴ状に付ける。コンパクトに丸くおさまるので、仕掛け絡みを防ぎたい船釣りに向く。

■房掛け

青イソメ
ハリの大きさに合わせ、2~5匹くらいのイソメをチョン掛けに刺す方法。エサのボリュームがあり、うねうねとしたイソメの動きも活きるため、投げ釣り、探り釣りなどでアピール大。仕掛け絡みを防ぎたい時はエサ付けした後に尾の方を切り取ってトリミングすると良い。


ナカジマ
活きのいいイソメをがっちりつかむ餌付け補助アイテム。
 
 


プロックス
生きたエサを潰さずにつかめるクリッパー。
 
 

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