岩手県山田町の船越半島周辺の堤防釣り場を紹介します。山田湾側の浦の浜、大浦漁港から船越湾側の小谷鳥漁港、船越漁港を回りました。
※2019年8月掲載時の情報です。
※釣り場の状況が掲載時と異なる場合があります。立入禁止などに注意し、ルール、マナーを守って釣りを楽しみましょう。
【関連】岩手沿岸北部の堤防釣り場ガイド2019
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浦の浜地区
浦の浜海岸に隣接する山田かき小屋のある小漁港。湾奥の砂浜(浦の浜海水浴場)から一帯に砂浜が広がるが、根も点在し、カレイやアイナメに期待できる(牡蠣養殖などの作業中は邪魔にならぬよう注意)
牡蠣小屋前のスロープ付近
浦の浜海岸の防潮堤
スロープ側の岸壁
漁港作業場前
湾外側の小堤防
大浦漁港
山田湾の南側に位置する入り江を利用した漁港。港内の岸壁は小アジやイワシ、チカなどの小型回遊魚やチョイ投げでカレイ、アイナメなどを狙える。夜のソイやメバル、アナゴなども有望。外海側の防波堤はソイ、アイナメの根魚が着くほか、季節によってイカや青物などの回遊もみられる。
細長い入り江状の地形を利用して作られた漁港
港に入って左手(西側)の岸壁付近
港内奥側の船溜まり付近
最奥部には新しいトイレあり
湾口側(東側)の岸壁付近。岸壁は整備されているが、防潮堤と陸側は工事中
東側の岸壁から、先端側の漁業関連施設
付近では防潮堤の工事が行われているので、邪魔にならぬよう気を付けたい
小谷鳥漁港
大浦とは陸を隔てた船越湾側にある漁港。北西の風を避けられる地形のため、冬場など他の釣り場がダメな時の逃げ場としてもおすすめ。
砂浜と隣接し、周辺の底質は砂地に根が点在して変化に富む。カレイやアイナメ。夜のアナゴやソイ、メバルなどのほか、ヒラメの実績もある。
船越湾に面した、岩礁帯に囲まれた漁港
漁港の隣には砂利浜が隣接し、こちらも釣り場になる
向かって左手の外海側の防波堤。先端付近と外海側はテトラ帯になっており危険
スロープ付近も根魚などが着くポイント
港内の岸壁も整備されているが、立ち入り禁止のコーンがある範囲には入らぬように
港内の角にある流れ込み
砂浜側の防波堤も外海側は足場が高く危険だが、港内側は根魚などを探れるポイント
船越漁港(田の浜漁港)
船越半島の南側の付け根付近、田の浜地区にある漁港。山田南インターや船越駅に近くアクセスも良好ながら、国道45号線側は工事中。漁協側も工事中の部分が多いので注意。
港内、堤防周辺はちょっとした根や堤防の基礎部を探ってアイナメ、ソイの根魚が有望。投げ釣りのカレイ、アイナメやチカ、タナゴなど、足場の良い岸壁から色々な釣りを楽しめる。
南端の荒神海岸側の公衆トイレ。駐車スペースは数台分あり
公衆トイレ前は公園化されている
公園からつながっている堤防
公園の周辺は人工的な砂浜と海岸が広がっている
水深の浅い岩礁帯の先は白砂の荒神海岸につながっている
南側のスロープ付近
漁協の建物と作業場付近
漁協前の岸壁
漁協裏側の一帯は旧防潮堤の前に新しい防潮堤を建造中だった
新しく作られたトイレ
防潮堤工事の影響でアクセス道路が複雑になっている。現地の看板に従うようにしよう
漁港中央の作業場のある岸壁。この広いスペースでは網を干したりするので、竿を出す時は迷惑にならぬよう注意
中央の岸壁の常夜灯
漁港右奥(湾奥側)の岸壁。こちらも中央の岸壁と同様に、漁業作業のために広くなっている
この岸壁の先から出ている小堤防もポイント
小防波堤からは敷石の周りや、遠投してツブ根、船道周りなどを狙うと良い
さらに湾奥側はスロープが広がる。湾奥の砂浜に根が点在するポイント
取材時は漁港の湾奥側から対岸側(国道45号線側)にかけて、防潮堤とかさ上げの工事中だった
港口は狭いが、エサが豊富なためか入ってくる魚は多い
道の駅やまだ
船越、山田方面への釣行時に便利な道の駅。物産では生ウニなども販売。食堂ではワカメラーメンなどの麺類をリーズナブルに提供している。
物産売り場では口開けしたばかりのウニを売っていることもある