釣行記

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岩手宮古・重茂半島周辺の釣り場ガイド1 音部・重茂

編集部 2020年9月11日 更新

岩手県宮古市・本州最東端トドヶ崎のある重茂半島。ナメタガレイで有名なトドが崎の先に重茂地区があり、同地区の音部漁港と重茂漁港では根魚やカレイ類などを狙うことができる。
※重茂半島を一周する県道や海岸へのアクセス道は2019年の台風19号による大雨により道路が陥没してしまっている箇所も多いのでご注意ください(2020年8月取材)

※最近、釣り人の増加により釣り場へのゴミの放置や近隣の住民の方とのトラブル等が目立っています。漁港、岸壁で釣りをする時は必ずゴミを持ち帰り、迷惑にならない駐車スペースを探すなど、周囲とトラブルなどの無いように気を付けて楽しみましょう。

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堤防釣りのルール・マナー

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音部漁港(おとべ)

重茂の集落から閉伊崎先端側へ少し進んだところにある漁港。岩礁帯に囲まれ、防波堤周りは冬場はナメタガレイの実績がありソイ、アイナメなど根魚が着くが、取材時は工事中で防波堤には入れない状態だった。港内や砂地はマコガレイ、アイナメなどを狙える。
[関連記事]身近な釣り場 音部漁港
※震災前とは防波堤の構造が異なります。

向かって左側の防波堤付け根付近。工事関係者の車両が並び、釣りはできない状況だった
 
こちら側は震災前は短い堤防だったが、防波堤とつなげる工事が進められている
港内中央部に公衆トイレ
港内の作業場付近。漁業者の邪魔にならないようにすればチカやタナゴ、メバルなどの小型魚を狙える
 
向かって右側の小さい堤防付近
 
 
隣接する砂浜と震災後、崩れたままの消波ブロック
 
 
沖提に遮られているので沖の波の影響は受けにくい

 

重茂漁港(おもえ)

重茂地区の南側、重茂川河口と隣接する漁港。2019年の重茂川氾濫の影響が残るが、復旧は進んでおり岸壁、防波堤から釣りは可能。港内岸壁はチカやアジ、イワシなど。防波堤周りは根魚やカレイに期待。ただし防波堤の外海側は足場が高く釣りは不可。
[関連記事]身近な釣り場 重茂漁港

 
重茂川河口沿いは仮設の道路になっている。通行注意
おだやかな港内
 
 
重茂川河口にある弁天島。この先が防波堤になっている
弁天島周りの岸壁はチカやタナゴ、メバルなど小型魚の釣り場
防波堤の外海側は足場が高く非常に危険
天然の砂地と岩礁帯に漁港が作られている


音部漁港にかけての岩礁帯

魚市場周辺は係留船が多いので迷惑にならぬよう注意
 
こちらの小突堤は立ち入り禁止
右手の海岸は消波ブロックが積み上げられていて釣りは難しそうだった
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