石巻周辺サーフの投げ釣り 日本記録73cmホシガレイ

緊急事態宣言発令前の2020年4月12日、石巻周辺のサーフで仙台広瀬キャスターズの東海林誠さんが全日本サーフの日本記録となる拓寸73cm（実寸71cm）のホシガレイを釣り上げた。釣った時の状況などについて東海林さんにお聞きしました！

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東海林さんのその他の釣行記

石巻周辺サーフで2020年4月の釣果

投げ釣りクラブ組織「全日本サーフキャスティング連盟」では全国規模の大物記録制度を設けているが、4月12日、仙台の東海林誠さんによってこれまでの68.9cmを上回る73cm（拓寸）の大型ホシガレイが釣り上げられた。緊急事態宣言が発令されたため公表を控えていたが、このたび県またぎの移動が解除されたことを受けて快挙が明らかになった。
※【ホシガレイ７３㌢❗日本記録更新／アトミックスライダー投】 | アトミックスライダー投スタッフ陣の大物投げ釣り

日本記録のホシガレイを釣り上げたのは石巻周辺サーフ。この日は子供たちを連れての釣行で、磯あそびなどしながら多数のヌマガレイを釣っている時にチャンスが訪れた。

潮の動き始めは大物GETのチャンス

エサ盗りのフグこそ少なかったが釣れてくるのはヌマガレイやイシガレイ、オショロガレイ（ヌマとイシの交雑魚）。そんな中、潮が上げ始めて潮目が入った一発目のタイミングで突如として大型ホシガレイが登場した。

「これまで釣ってきた50cmくらいのカレイもそうなのですが、大型魚は潮が動き始めた一発目に食ってくることが多いように思います。潮に合わせて入ってくるというよりは、『さっきもそこに投げてたでしょ？』という感じで、時合いになると食い始めるイメージです」

釣れたポイントは遠目の大きなカケアガリ。遠近のカケアガリ付近に投げ分けて、今回は遠くのポイントの方に来たそう。「水面などをよく見ていると潮が入ってくるのは大体分かります。あらかじめカケアガリなどのポイントを探して投げ込んでおいて、ここだというタイミングになったらエサをチェンジするなどして備えるようにしています」

2本バリ仕掛けにアオイソメ房掛けで

今回の仕掛けは2本バリ。ハリスは潮に流されたりしても絡みにくいよう、張りのあるフロロカーボンの5号を使用。ハリはフトコロが広めでエサを多数掛けられ、大型魚もバレにくい「シーフォースサーフ15号」（まるふじ）

エサは太いアオイソメ。超太サイズは4本、ちょっと細目なら5本の房掛けにして動きでアピールさせた。

カレイ以外にもヒラメ、マダイなど多数の大物を釣り上げている東海林さん。今後も大物釣果に期待したい。

【東海林誠さんの関連釣行記】
連載：東海林誠の東北投げ釣り徹底ガイド
2010年：陸から60イシ！投げカレイ大物獲りの心得
2013年：仙台周辺サーフのヒラメ93cm！
2017年：宮城の投げ釣りで60cmホシガレイ＆夜アイナメ・マダラ有望
2017年：山形マダイ投げ釣り　堤防の夜釣りで90cm大真鯛撃破！

【使用タックル】
■竿：シマノ／スピンパワー４０５ＢＸ
ダイワ／トーナメントサーフＴ３３－４０５
■リール：シマノ／ＰＡスピンパワー
■道糸：アトミックスライダー(オレンジ)３号＆５号
■ハリ：シーフォースサーフ１５号／まるふじ
■エサ：青イソメ
※東海林さんによるレポートは【ホシガレイ７３㌢❗日本記録更新／アトミックスライダー投】 | アトミックスライダー投スタッフ陣の大物投げ釣りで！

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PROFILE：東海林 誠

家業である米穀店の仕事と育児の合間に、せっせと釣り場に通う、投げ釣りマスター。北は青森から南は愛媛や有明海まで、大物にかける情熱が足を釣り場に向かわせる。仙台広瀬キャスターズ所属

 

※解説／東海林 誠

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