HOWTO

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東北の投げ釣り事情!春、夏、秋のシーズン推移

2017年5月23日配信 【HOWTO】 【東海林 誠】

陽気が良くなり陸っぱりの釣りが楽しい季節になりました。堤防や砂浜からの投げ釣りの好季、東北周辺の春~秋にかけての投げ釣りターゲットを東海林誠さんが紹介します。

 

宮城周辺の季節ごとの投げ釣りの対象魚

宮城県や岩手県沿岸の投げ釣り事情ですが、東北太平洋岸では復興が進んでいるとはいえかさ上げ工事や防潮堤、漁港の工事で竿を出せる場所が限られてきますので、釣りに行かれる場合には、まずは安全第一の釣行を心がけていただきたいと思います。

例年、春の季節は、サーフやサーフに隣接する漁港から良型のイシガレイが狙えます。5月一杯は期待でき、漁港では良型のマコガレイも混じります。

河口周辺では、抱卵したヌマガレイが3月、4月に入るころまで狙えます。群れに当たると数十枚も釣れることがあり、日没後でもよく喰ってきます。

砂地で大型のイシガレイを狙える
河口周辺ではヌマガレイ。春までは数十枚釣れることもあった
砂泥や泥場、港内から意外なマコガレイの良型が釣れるのも春の季節
 
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春カレイ50UP獲りの勘所

また、震災後は津波の影響で常夜灯が無くなっていた漁港にも灯りが戻ってきています。3月頃は夜釣りのアイナメが好調な時季で、ドンコ(エゾイソアイナメ)混じりで4月頃まで期待できます。

春先の季節はなぜか日中はあまり良くなく、特に、満月前後で快晴の晩は、常夜灯が無い漁港でも、数&型ともにかなり期待できます。これが5~6月頃になると、日中の方が良く釣れるように変わってきます。

夜釣りで釣れたアイナメ
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春の夜投げアイナメ

5月の連休あたりからは、サーフや河口周辺でスズキ、マゴチ、ヒラメが釣れ始まります。ルアーロッドや普通のエサ釣りでもOKなのですが、投げ竿&メタルジグを使って、キャスティングの練習を兼ねて遠投して釣ると、広範囲を探れてより楽しめると思います。釣期は10月くらいまで。

砂浜から良型のマゴチが釣れ始める
スズキも回遊期待

5月も後半になると、サーフでイシモチ(ニベ)が釣れてきます。イシモチは日中でも釣れますが、朝晩や夜釣りで狙うと良く、特に満潮時は、波打ち際で数が釣れます。こちらも釣期は10月くらいまで長く楽しめます。

良型のイシモチ(ニベ)

6月には、サーフのド真ん中で、抱卵した大型のクロダイを狙えます。沖にテトラが入っているポイントであれば、そのテトラ周りを狙ったり、また、サラシの両端や払い出しを狙うと、より確実にヒットします。サーフのクロダイは、7月頃までの短期間限定で、夜釣りでも実績があります(震災前※2017年5月時点で宮城県のクロダイは出荷規制の対象)

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仙台周辺サーフの93cmヒラメ

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七ヶ浜周辺のアジとイシモチ

夏場はマダイ、キス狙いで日本海に行く機会が増える

6月以降は、東北日本海のマダイ&キスが本格化。マダイは夜釣りで80cmUPの実績もあり、キスについては、型狙いでは30cmクラス、数釣りでは半日で100匹超の釣果も。釣期は11月くらいまで。9~10月になると、再びカレイやアイナメを狙えるようになり、翌年5~6月くらいまで楽しめます。

5月頃から釣れ出すシロギス。5月下旬頃には近場で狙えるようになり盛期になる
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日本海の夏キス

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山形のマダイ85cm

私が所属している「全日本サーフキャスティング連盟宮城協会」では一般(非会員)の方でも参加していただける、キャスティング大会や釣り大会も開催しています。釣り場や海岸のクリーンアップ活動を行なっていて、今後も続けていく予定です。

※取材・テキスト/東海林誠
[2012年3月初出、2017年5月加筆更新]