2024年シーズンイン!旧北上川・追波川サクラマス釣況情報
北上川水系のサクラマス釣りが今季もシーズンを迎えている。石巻の武山重之さん(がまかつ・フォレストフィールドスタッフ)にシーズン初期の釣況を今後の予想をまじえながら解説していただいた。
※2024年3月6日掲載時の内容です。釣り場の状況、遊漁規則などが変化している場合がありますのでご注意ください。
2024年の北上川水系サクラマスは1月1日に解禁!
令和6年より1月1日解禁となり、前シーズンまでの1月20日解禁より20日ほど早まった北上川水系のサクラマス釣り。解禁は早まったが、1月20日頃まで釣果は聞かれずだった。
そんな1月後半、佐藤雄一さんが追波川で待望のサクラマスをキャッチ。フォレストのトラウト専用ジグ「ファブル」を使用していた。その後、2月に入ってから追波川では最大65cmを含め、ポツポツというペースで釣果が上がっている。
追波川は順調にシーズンが進んでいるが・・
追波川は順調にサクラマスが開花しているが、同じ北上川水系の武山さんのホーム旧北上川はどうかというと、「今年は仕事が忙しいのもあってここまでのトータルでも7時間くらいしか竿を出せていないのですが、旧北はあまり良くない雰囲気です。というのも黒潮大蛇行の影響で仙台湾の水温が例年より2~3℃ほど高いため、その影響もあるのではと思っています」
牡鹿半島より北の追波湾に注ぐ追波湾に対し、牡鹿半島南側の仙台湾(石巻湾)に河口が位置している旧北上川は今季の高水温の影響が大きいのではというのだ。
「沿岸でカタクチイワシを喰って回遊しているようなので、追波川で釣れているようなコンディションの良いサクラマスの遡上に期待できると思います。今後は様子をみながらですが久しぶりに追波川でも狙ってみるつもりです」
盛期が見込まれる3月下旬頃に向け本格始動!
北上川水系のサクラマスは例年、3月下旬の春分の日の頃が盛期になることが多い。武山さんは来週あたりから本格的にサクラマス始動予定とのこと。
「今年は積雪量が少ないので、増水のタイミングと大潮のタイミングが釣果の良しあしに関係してくると思います」
盛期に入ったタイミングで当編集部も取材を予定している(2023年3月末の釣行記はこちら)。すでに良型も多数上がっている北上川水系サクラマスの続報にご期待いただきたい。
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※写真、解説/武山重之