石巻雄勝の防波堤釣り場ガイド 雄勝湾~桑浜~羽坂~大須崎
東京駅舎にも使われている雄勝石を産出することでも知られる雄勝地域(石巻市)。南に隣接する女川町から、雄勝湾、雄勝半島、長面浦(追波川河口周辺)まで、堤防や漁港の釣り場が点々と連なる。
雄勝湾内は護岸から釣りをできる場所も多いのだが、2018年11月時点では大規模な防潮堤工事が行われていて、工事中で立ち入り禁止の場所や片側交互通行になっている場所がある。また、周囲にコンビニ、釣り具店が無いのでご注意を。
※漁港、岸壁で釣りをする時は必ずゴミを持ち帰り、周囲とトラブルなどの無いように気を付けて楽しみましょう。
※2018年11月掲載。
雄勝漁港
雄勝湾内の国道398号線や県道238号線沿いの岸壁、護岸からアイナメ、ソイ、メバルの根魚や投げ釣りのハゼ、カレイなどを狙うことができる。夏から秋は小アジやサバの回遊にも期待できる。
湾内のため比較的穏やかで、足場の良い岸壁の多い良スポットだが、震災後は復旧工事が続いている。取材した2018年11月時点では防潮堤の工事がピークで、釣りを出来る場所が限られる状況だった。工事が落ち着くのを待ち、安全な場所で釣りを楽しむようにして頂きたい。
おがつ店こ屋街
おがつ店こ屋商店街は雄勝地区の中心地にある復興商店街。震災後はコンビニが無くなり、買い物やトイレ休憩できる貴重なスポットになっている。海産物販売、お寿司屋さん、お弁当屋さんなどが入って充実している(↓の釣行記で入った「浜のおばちゃん食堂」の日替わり定食はボリューム満点で600円だった)
大浜漁港(雄勝湾)
雄勝商店街から大須崎方面への県道を進み、老人ホームや郵便局、中学校のある高台から降ってすぐの漁港。沖提のある岸壁の釣り場で足場が良い。ターゲットは小中型のアイナメやカレイ。夜のメバルやソイもOK。
立浜漁港(雄勝湾)
大浜のすぐ隣の岸壁の釣り場。こちらも主な対象魚はアイナメやカレイ。2018年11月18日のロックフェスでは40cm級のアイナメも上がっていた。夜はソイ、メバルにアナゴなども狙える。
桑浜漁港
雄勝湾の丁名崎よりちょっと外海側の小漁港。防波堤の周辺に根が点在し、アイナメ、ソイなど根魚を狙える。港内の岸壁ではメバルやソイの根魚にタナゴ、チカ、アジなど小型魚の釣り場。
羽坂漁港
桑浜漁港から白銀崎(白銀神社)を挟んで隣の小漁港。周囲は岩礁帯で防波堤は外海に面し、アイナメなど根魚が多い釣り場。投げ釣りでは良型のカレイも。
大須崎(大須漁港)
雄勝半島先端の大須崎にある漁港。周囲を岩礁帯に囲まれ、アイナメ、ソイ、メバルや港内はタナゴやチカなどを狙える。
以前の釣行記では磯ロックやショアジギングでも訪れているエリアなので、これらも参考にして、釣行してみていただければ嬉しい限りです!
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