釣行記

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小名浜周辺 産卵後の防波堤アイナメ攻略

水野智一 2022年1月24日 更新

小名浜周辺の漁港は、根魚の豊富な釣り場が非常に多く、防波堤からのアイナメゲームが人気高いエリア。1月半ば以降、アフタースポーニングのシーズンに持ち込まれたアイナメの釣果を振り返りつつ、実績テクをまとめてみた。
※こちらの記事は2011年2月に掲載しました。掲載時と釣り場の状況等が異なる場合があります、ルール、マナーを守って釣りを楽しみましょう。
[堤防釣りのルール、マナーについて]

実績ナンバー1は いわき・ら・ら・ミュウ前

左)1月17日、ら・ら・ミュウ前で出た46cmの良型アイナメ。周辺の小さなストラクチャーを狙っての釣果。右)1月27日、ら・ら・ミュウ周辺で、根掛かりするようなきつい根のある足下を丹念に探ってヒットした1本。いずれもガルプ!デビルホッグ(バークレイ)使用

小名浜周辺には陸っぱりから40~50cmの良型アイナメを狙える実績釣り場が点在する。中でも今季、非常によく釣れているのが、「いわき・ら・ら・ミュウ」から「アクアマリンふくしま」にかけての、小名浜港釣り公園(アクアマリン釣り公園)の周辺だ。特に、ら・ら・ミュウの前に新たに整備された岸壁周りはアイナメの着きがよく、水深も十分にある、小名浜地域で最も45UPに近い、高実績なポイントとなっている。

アクアマリン釣り公園以外にも、小浜漁港や平潟港などでもコンスタントに良型がヒットしているが、小名浜港内に比べて水深の浅い場所が多く、水温の下がる冬場には活性が低下傾向。冬場の荒れ時に魚が逃げ込む、テトラ周りが主なポイントになる。

最新の釣果情報を収集するため、自らいろいろな釣り場を巡っているというトビヌケ釣具 植田店の水野店長によれば、「最近は夕マヅメから夜にかけて釣果が集中していますね。ここのところは水が澄み、日中は警戒心が強くてよくありません。暗い夜の方がよく釣れています」。ナイトゲームであれば、メバリング用タックルでメバルを狙いつつ、ソイ、アイナメも、というスタイルも面白い季節だ。

左)1月26日に平潟港でロックフィッシュ教室をしたときの水野店長の釣果。サイズは34cmながら、食い渋い中、最後の最後にきたウレシイ1本。右)こちらも水野店長の釣果で、2月3日、小浜漁港の40cm。同サイズが2本揃った
 
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アイナメにじっくり見せて食わせる必要あり

左)1月29日、ら・ら・ミュウ周辺でヒットした45cm。使用ルアーはバークレイのバルキーホッグ。右)2月5日、ら・ら・ミュウ前で出た48cm。バークレイのパルスワームをフォール中にバイトしたそうだ

「おすすめルアーは、バークレイのガルプ!デビルホッグ。程よい小ささで、食い込みもいいので、よく釣れていますよ。他には、ガルプ!だとスイミングマレット、パワーベイトならパワーバルキーホッグとかパワーホッグ3インチも使います。あと、完全なバス用ですけど、カルティバから発売されているジャスターホッグもいいですね」

この季節のアイナメは活性が低いので、魚が追いやすいよう、ゆっくりめのリフト&フォールで根周りを丹念に攻める。本当はフリーフォールの方がいいのだが、沈下スピードを遅くするため、ゆっくりとカーブフォール。ボトムではステイorシェイクでじっくり誘って食わせることが大切だそうだ。ゆっくり落とすため、シンカーはギリギリ底を取れるサイズまで軽くし、感度のいいタングステンを使っているとのこと。

ここにきて水温が7℃ほどに下がり、状況は次第に厳しくなりつつある。先日もアタリはあることはあるのだが、釣れてくるのは小型ばかりだったそうだ。それでも、2、3日好天が続いた後の夕マヅメを狙って釣行すれば、一発、デカいのが来る可能性は十分。またこれからは、小名浜魚市場前のマコガレイの投げ釣りや、江名、中之作の沖堤ナメタも面白いシーズン。エサ釣りOKの方は、こちらの方もぜひ狙ってみてほしい。

左)2月6日、小浜漁港の41.5cm。右)2月8日、ら・ら・ミュウで。この日は完全に日が落ちてからアタリが連発した
今季、最も調子がいいという、小名浜港いわき・ら・ら・ミュウ周辺。埠頭の先端付近は水深が6~8mほどあり、岸壁のヘチから竿1本分くらいまでの基礎ブロック周辺を探るといい。周囲は泥場に根が点在し、キャスティングで攻めるのもアリ。日中は観光客が往来し、立入禁止の箇所もあるので釣行の際は気を付けよう
小名浜の南に位置する小浜漁港は、周辺の磯周りとテトラ帯が主なポイント。全体に浅い砂地が広がり、水温が下がる今時季はやや厳しいが、日中水温が上がった日の夕マヅメには穴から出て捕食モードになることも
いわき市のお隣、北茨城市の平潟港。写真上の新灯台防波堤は、沖堤との中間に良根がある実績ポイント。南側と北側のテトラ帯では穴釣り感覚で、テトラ際に少しでも深いところがあればフォールで攻める

「アクアマリンふくしま」と「ら・ら・ミュウ」は小名浜港内の観光エリアの中心的施設。小名浜港からサンマリーナを挟んですぐ南に小浜漁港。鮫川を過ぎてさらに南下し、県境を挟んで勿来漁港と隣接するのが北茨城市・平潟港だ
トビヌケ釣具 植田店は国道6号バイパスを下りてすぐの、常磐火力発電所に隣接。小名浜サンマリーナ、小浜漁港、平潟港などのアクセスに便利で、釣り場に行く前にちょこっと立ち寄るのにもイイ

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取材・解説/水野智一
取材協力/トビヌケ釣具 植田店

PROFILE:水野智一

ロックフィッシュ、シーバス、フラットなどのルアー系を得意とする、トビヌケ釣具植田店店長。初心者にもやさしく丁寧に教えてくれるので、気軽に話しかけてみよう

 
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