福島県の釣り~釣り場や対象魚種をガイド~
福島県は太平洋側の浜通り、福島や郡山など中通りと桧原湖などのある会津地方に分けられる。依然として東日本大震災と原発事故による影響が残る地域だが、海水、淡水ともに出荷規制の解除された魚種を対象に管轄漁協の判断で釣りが再開されている。
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会津地方・中通りの釣り
桧原湖は秋から冬はワカサギ釣り、夏から秋はスモールマウスバスを中心としたバス釣りを楽しめる。ワカサギは結氷前は屋形やドーム船で、結氷後は屋形とテント釣りが可能。バスは陸っぱりのポイントもあるが、ボートから楽しむ人が多い。また、渓流や管理釣り場のトラウト類も人気がある。
福島浜通り地方・相馬周辺の釣り
相馬港では金土日祝日の週3日、試験遊漁を行っている(2017年4月時点)。ターゲットは出荷規制を解除された魚種に限られ、カレイやマダイ、マダラ、青物などを狙うことができる。相馬港周辺の防波堤釣りも徐々に人が増えていて、投げ釣りでカレイ、アイナメ、ソフトルアーでソイ、アイナメなどを狙える。
福島浜通り地方・いわき周辺の釣り
いわき市周辺は漁港や砂浜、河口などの釣り場が豊富。小名浜港のアクアマリンふくしま裏には釣り公園があり、ファミリーに人気。カレイ、アイナメ狙いの投げ釣りや、アジ、イワシ、サバのサビキ釣りなどを楽しめる。砂浜、河口部はヒラメやコチ、クロダイ、スズキ、河川内でもスズキやハゼなどを狙える。
いわき周辺の鮫川、夏井川などは渓流釣りが人気。エサ釣り、ルアーともに楽しめる。