岩手沿岸南部 大船渡・越喜来湾周辺の漁港、岸壁釣り場(泊、越喜来)

春の本格的釣りシーズンを前に2021年3月、大船渡市周辺の防波堤、岸壁釣り場を取材しました。こちらのページでは旧三陸町越喜来(おきらい)湾奥側の泊漁港、越喜来漁港(浦浜漁港)、浪板漁港(越喜来漁港浪板地区)を紹介します。
※道路、防潮堤などを工事中の箇所では看板、誘導に従い、駐車スペースなど周囲の迷惑にならぬようご注意ください。
※漁港、岸壁で釣りをする時は必ずゴミを持ち帰り、周囲とトラブルなどの無いように気を付けて楽しみましょう。
[関連記事]大船渡市の漁港ガイド
■大船渡周辺・大船渡港、下船渡漁港
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■越喜来湾・崎浜港~吉浜湾・増館漁港
■吉浜湾・吉浜漁港~根白漁港~千歳漁港
泊漁港
越喜来地区の街中から小石浜・綾里方面へ少し入った漁港。「民宿とまり荘」の看板を目印に進み、防潮堤をくぐると漁港。港内は水深が浅いが、砂利、ゴロタ石に藻場が点在し根魚やカレイが着く。右奥の防波堤周りは岩礁帯があり、カレイ、アイナメ、アナゴなどを狙える。防波堤先端付近はイカやサバの回遊も。





越喜来漁港(浦浜漁港)
越喜来湾奥の浦浜川河口と砂浜に隣接した漁港。砂浜と隣接するためカレイが多く、ルアーや泳がせヒラメを狙えるが、震災後は以前よりヒラメは釣れにくくなっている。港内、防波堤周りに根が点在し、ルアーや探り釣りで根魚類を狙える。
[関連]身近な釣り場 | 越喜来漁港







浪板漁港(越喜来漁港浪板地区)
越喜来湾の波板海水浴場と隣接する漁港。通称・浪板漁港、越喜来漁港の波板地区とも記載される。小場所だが、砂地主体に根も多くソイ、メバルなど根魚やカレイ類も着く。なお、トイレ、シャワーは海水浴シーズンのみ。海水浴オープン中は遊泳客が多いので注意が必要。




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