釣行記

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スポーニングシーズン序盤の金華山~網地島ボートロック

編集部 2021年11月16日 更新

宮城周辺のロックフィッシュが秋冬のスポーニングシーズンを迎えている。ここ数年の傾向で水温が少し高く、シーズンの入りが遅れ気味ながら、産卵個体が浅場に入り始めた11月上旬、金華山~牡鹿半島・網地島周辺のボートロックを取材してきた。


ロックの聖地金華山へ一直線!前日までのうねりの影響は?

東北ロックフィッシュシーズンに入ったばかりの2021年11月7日。阿部充博船長(みっつ船長)の龍颯丸は万石浦を出船し、牡鹿半島沿いを抜けて金華山へ向かった。

「魚は産卵期に入っているのですが、前日、前々日までウネリがきつかったので、影響がどうなのかちょっと心配ですね。魚はシャローにいるはずなのですが、時化のせいで少し落ちた場所にいる可能性もあるので、色々探ってみようと思います」と船長。

阿部充博船長の龍颯丸(万石浦)で出船
一直線に金華山を目指した

金華山南側のベッコウゾイ実績ポイントからスタート

まずは沖のウネリの影響が少ない、金華山の内側(牡鹿半島側)からスタート。ワンドに大石が沈み良型ベッコウを狙えるポイントだが、金華山の海にしては少し濁りがあり、予想通り時化の影響はありそうだった。

金華山の網地島側からスタート。うねりの影響はいかに?
ファーストフィッシュは小ベッコウちゃん
みっつ船長みずから状況把握のため?実釣
産卵期の大型魚が入る場所を次々と撃っていくと
狙ったのよりは小さめながらベッコウゾイをキャッチ!ヒットルアーは「ガルプ!バルキーホッグ」(バークレイ)


バークレイ
渋った時の頼れる味方、味とニオイのガルプ!甲殻類食いに有効なホッグ系の定番アイテム
サラしている島周りからちょっと落ちたところまで、序盤はパターンを探しつつ巡った
AJ-R3.3インチうまみホワイト」(ベイトブレス)にきたのは黄色っぽいオスのアイナメ


ベイトブレス
魚が好むウマ味配合!エビ型フォルムとスライドアクションで甲殻類を好む根魚にアピール大
時化の影響があるのか、金華山にしては透明度低め。写真ではチョットわかり難いがベイトになる小イワシも確認できた
この季節は甲殻類を食っている確率が高く、甲殻類系のルアーは外せない。ヒットルアー「ゲッターバグ」(ベイトブレス)


ベイトブレス
絶妙な手足の動きでアピールする虫型ワーム。
みっつ船長はお腹に卵を持ったプリスポーンのメスの個体をキャッチ!
こちらも産卵前のメスの個体。「マックスセントキングテール」(バークレイ)で
いかにもなベッコウゾイ実績ポイント
先ほどと同じ「マックスセントキングテール」で今度はベッコウキャッチ!口のでかいベッコウは8インチくらいのワームもパクリ

バークレイ
ガルプ!とパワーベイトのいいとこ取りしたマックスセント。ベッコウ高実績のキングテール。大型魚にはデカいワーム!
その後も実績のある場所をラン&ガンスタイルで攻めていった
まだ水温が高いせいもあるのかベラ(キュウセンの雌)が釣れてきた

外海側は釣りにならず金華山瀬戸~牡鹿半島へ

金華山瀬戸の海峡を抜けて金華山の北側へ抜けると、まだまだうねりの影響は大きく釣りをするのはちょっと厳しそう。諦めて金華山港のある内海側へ戻り、黒崎周辺などの牡鹿半島の磯を撃っていった。すると、しばらくしてまずまずサイズのアイナメがヒット。こちらで実績ポイントをラン&ガン!

金華山の北側はこんな感じ・・外海はあきらめて半島側へ戻ることに
ちょっと白っぽいまずまずサイズのアイナメ。ワームは「ベタンコカーリーテール」のゴールドメロン
スポーニングのアイナメ、ベッコウゾイが入るワンドを狙っていった

牡鹿半島エリアの良型ベッコウゾイ

スポーニングの大型魚が入ってきそうなワンドを入り口から奥側まで探っていった。すると、岸から少し離れたポイントでちょっといい魚がヒット。しかし、やり取りの途中で根に潜られてしまった。魚が掛かっているのは分かるのだが、巻いても上がってこない状況。

ベッコウゾイの場合、いったん根に入られてしまうと出てくる可能性は低いのだが、船を少し動かして対処すると、はまった角度が良かったのか脱出に成功。上がってきたのは40cmちょっとの良型のベッコウゾイ。

40UPの良型ベッコウゾイ!
ヒットルアーは「ベタンコスリムカーリー2.5インチ」のコンブデライト


ベイトブレス
アピール力がありながら、食い込み性も良く、常時頼りになるスリムカーリー
金華山は白っぽい色の岩が多いのに対し、牡鹿半島側は黒っぽい磯が中心となる
網地島周辺から牡鹿半島
網地島の磯を撃っていく
みっつ船長はカニ食いの良型プリメスをキャッチ。吐き出したベイトはヨツハモガニ、「ベタンコカーリー」のイエローが効果的だった


ベイトブレス
イエローカラーがヨツハモガニに見える?

網地島で休憩して午後の部スタート

龍颯丸は朝から日没近くまでの1日船が基本。途中、トイレ休憩がてら金華山港などに寄港してお昼休みをとり、夕方まで数時間の釣りを楽しむことができる。この日は網地島周りで釣りをしていたので、網地港の邪魔にならない場所に接岸。カップラーメンタイムでほっと一息。

フェリーの邪魔にならない岸壁に接岸。この休憩で港のトイレも利用できる
龍颯丸ではお昼にお湯を沸かすのでカップラーメンをお忘れなく
港の周辺から午後の部スタート!
ちょっと水深のあるポイントに入れてみたところで即ヒット!この日は一段落ちた所にいる魚も多いようだった。「SWポワーホッグ4インチ」(バークレイ)のフロレセントオレンジで


ベイトブレス
甲殻類系ワームの定番!ソルトウォーターパワーホッグの3インチサイズ

ベタンコスリムカーリー」のゴールドメロンカラーが絶好調
ベッコウより少し深い所に着くことが多いマゾイがヒット
網地島のベッコウゾイ

砂礫底のポイントではヒラメもヒット!

網地島周りは岩礁帯の中に砂利浜の混じるポイントが点在。「ここらへんはフラットフィッシュも結構釣れるんだけど」などと話していると、これまでとはちょっと違う引きの魚がヒットしてきた。

今野さんヒラメキャッチ!
またまた「ベタンコスリムカーリー2.5インチ」のゴールドメロン。これがこの日の当たりカラーでした


ベイトブレス
このゴールドメロンカラーは外せないカラーになりました。

ベッコウががぶ飲みしたのも「ベタンコスリムカーリー2.5インチ」。今度はパンプキンマジックカラー

底荒れの影響があってかなり渋い1日だったが、帰港途中、渡波周辺エリアでおまけ延長タイムを楽しんだり、ロックフィッシュシーズンの1日を満喫した。

宮城のロックフィッシュ最盛期突入!

取材の翌週、11月14日は52cmのベッコウゾイ筆頭に50UPの大型アイナメも上がる好釣果。取材時は時化後でシブかっただけで、季節はばっちりハイシーズンに入っている模様。この好季に大型根魚を手にしていただきたい!

取材の翌週に釣り上げられた52cmのベッコウゾイ(タケノコメバル)

【遊漁船案内】龍颯丸
■出船場所:石巻市・万石浦周辺(渡波港周辺、出船場所は都度変わるので船長の指示に従ってください)
■予約TEL:090-6628-9810
自身もロックフィッシュ好きの阿部船長が金華山沖を中心に牡鹿半島、田代・網地島周辺をガイド!船上楽しいトークでも盛り上がること間違いなし。お昼はお湯を沸かすのでカップラーメンもお忘れなく!






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※取材協力/龍颯丸(石巻・万石浦)

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