カレイ、根魚、スズキ、キス、ホッケ 春の投げ釣り釣果＆夏魚展望！

仙台広瀬キャスターズの大物投げ釣り師・東海林誠さんが2022年1月から5月の釣果と、これから初夏に狙える釣り物を魚種別に紹介！最近は親子で釣行することも多く、ファミリーでの楽しみ方も参考になりますよ。
※2022年掲載時の情報です。

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東海林さんのその他の釣行記

皆さんこんにちは。
仙台広瀬キャスターズ所属、アトミックスライダー（爆釣夢追人）フィールドテスターの東海林です。

最近はすっかりファミリーフィッシングに染まっておりまして、ほぼ毎回、小学生の息子2人を連れての出撃なので、ヤングアングラー育成中といったところです。

さて今回は、1～5月の釣果を振り返りつつ、今後の夏魚の投げ釣り事情を展望してみたいと思います。

春は良型カレイを狙い50UP大物キャッチ！

マコガレイ＆イシガレイの産卵期は例年12～翌2月くらいで、ヌマガレイの産卵期は少し遅れて2～4月くらい。マコガレイは潮通しの良い漁港周りがメインとなり、イシガレイは貝類を大量に捕食しているのでサーフが狙い目。

産卵直後は、骨と皮だけの極めて身の薄い個体が多かったですが、徐々に体力を回復し、3～5月にかけては肉厚の個体が増えてきます。

もちろん、6月に入っても良型が狙えない訳ではなく、サイズを問わなければ7～8月にかけても浅場に居残るカレイが釣れる事があります。

1月23日には、サーフで48cmのマコガレイ捕獲。
3月13日＆4月13日には、ともに50cmの肉厚イシガレイ捕獲しました。

また、4月24日、全日本サーフ宮城協会主催の『春季投げ釣り大会』が開催され、あらかじめ設定された対象魚何れか3匹の魚種別ポイント合計で順位を決定❗
運良く良型のイシガレイが3匹揃い優勝でした。

［アトミックスライダー投スタッフブログ］50㌢イシガレイ捕獲❗／宮城県石巻
［アトミックスライダー投スタッフブログ］クラブ釣行会＆５１㌢イシガレイ捕獲❗／宮城県石巻
［アトミックスライダー投スタッフブログ］『第40回 宮城協会 春季投げ釣り大会 参戦記／宮城県石巻

子供たちにもオススメ！ソイ＆メバルの探り釣り

投げ釣りではないのですが、最近、息子たちがメバル釣りを特に気に入っていて、青イソメを付け、足下にゆっくり落として 探り釣り感覚で楽しんでいます。息子たちと一緒にやる時は、夕方から開始してだいたいPM8:00くらいまで。

たまにクロソイやタケノコメバル（ベッコウゾイ）、ムラソイ、キツネメバル（マゾイ）、ギスカジカなども釣れてくれるのでかなり楽しんでいます。

2月にはカレイ釣り出撃前、息子たちが寝ている間にメバル狙いでちょこっと竿を出し、ライトタックルの投げ竿で対岸の磯際に70ｍくらいキャストして、根掛かり覚悟で底ギリギリをゆっくり引いてきたら強烈なアタリがあって、てっきりソイかと思ったら、まさかの巨メバル捕獲❗

やはり、普段攻められていないポイントには、こういう大型がいるんですね。

［アトミックスライダー投スタッフブログ］マコガレイ４８㌢＆良型ソイ・大型メバル捕獲❗

夜の投げ釣りで大型アイナメ捕獲

アイナメの産卵期は10～12月くらいで、根周りを狙えばもちろん日中でも期待できますが、産卵後の冬場は夜釣りでの実績が非常に高く、実際、ポイントによっては月明かりや常夜灯が全く無くても数釣りが可能です。

今春はメバル釣りばかり通っていたので、夜投げアイナメにはあまり出撃しませんでしたが、根周りで夜に竿を出せば35～45cmくらいのサイズは手堅く釣れ、2月27日には日中に55cmのでかアイナメ捕獲。

ポイントにより、真夏でも数が釣れる事もあります。

［アトミックスライダー投スタッフブログ］５５㌢スーパーアイナメ捕獲❗／宮城県石巻

型を狙える日本海の投げホッケ

今季はもう終盤ですが、主に東北北部の日本海側で冬場に実績が高いターゲット。フカセ釣りが一般的ですが、投げ釣りでは海底に潜む良型が狙えます。

今年は、5月3日にクラブメンバーと青森にカレイ＆ホッケ狙いで出撃。暴風で狙いのポイントに入れず、風裏の漁港に逃げ、サイズは良かったもののホッケはたった1匹で終了。

一昨年は、54.7cm（拓寸）の大型ホッケを捕獲しました。

今が好季！宮城の投げスズキ

5月29日、クラブメンバーとスズキ狙いに出撃してみました。

前夜からやっていたメンバーが小型1匹のみで朝帰りし、ちょうど入れ替わる形で釣りを開始。しばらくアタリがありませんでしたが、ようやく昼前に長男の竿に明快なアタリがあって60cmクラス捕獲。

その後、夕方に群れが回ってきて、2本の竿に同時ヒットもあり、日没までやって16匹と好釣❗

翌週にはスズキに混じり、37cmの良型イシモチも。これから晩秋にかけて数＆型ともに期待できます。

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置き竿で狙うスズキの投げ釣りを解説

初夏はキス・マダイ・クロダイ・イシモチ・マゴチ・ヒラメなどを狙える

6月以降は夏魚も賑やかになり、キス・マダイは主に日本海側で期待大です。

マゴチやヒラメは皆さんご存知の通りルアー釣りがメインですが、豆アジや銀兵などの『泳がせ釣り』でも大型が期待できます。投げ竿の遠投性能を生かして、ルアー竿では届かない沖のポイントを攻めてみてはいかがでしょう？

最後に、筆者が使用しているナイロンライン『アトミックスライダー』についてですが、スズキやマダイの大物を狙ってみたいという方に、ぜひ使って頂きたいアイテムです❗

特徴としては『抜群の強度』に加えナイロン特有の『適度な伸び』のおかげで大物がヒットした時のバラシが激減し、強度がある事により、普段使用しているサイズより1～2号細い号数の道糸を選択する事ができ、飛距離UPも期待できます。

投げ用のラインでは、1.5号～10号がラインナップされていますので、まだ使った事が無いという方は、この機会にぜひお試し下さいませ❗

アトミックスライダー投 投鬼プレミアムバージョン オレンジ 4号 1000m

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【東海林誠さんの関連釣行記】
連載：東海林誠の東北投げ釣り徹底ガイド
2010年：陸から60イシ！投げカレイ大物獲りの心得
2013年：仙台周辺サーフのヒラメ93cm！
2017年：宮城の投げ釣りで60cmホシガレイ＆夜アイナメ・マダラ有望
2017年：山形マダイ投げ釣り　堤防の夜釣りで90cm大真鯛撃破！

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PROFILE：東海林 誠

家業である米穀店の仕事と育児の合間に、せっせと釣り場に通う、投げ釣りマスター。北は青森から南は愛媛や有明海まで、大物にかける情熱が足を釣り場に向かわせる。仙台広瀬キャスターズ所属

 

※解説／東海林 誠

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