春の仙台港中央公園 ちょい投げシャコ釣りシーズンイン!
「仙台港中央公園」でファミリーアングラーに人気のシャコエビが釣れ始めている。春のおかっぱりシーズンまではあともう少しという2023年3月25日、つりえさマリン丹野代表と広報オヤマさんのお二人と様子を見にいってみた。
※最近、釣り場でトラブルなどが増えています。ルール、マナーを守り、安全面も十分に気を付けて釣行しましょう。
今季初めて仙台港中央公園を取材
仙台港の夢メッセすぐ隣の無料の釣り公園、スリーエム仙台港パークは2023年4月1日より仙台港中央公園に名称が変更となる。仙台港中央公園になってもこれまで通り、釣り公園の桟橋から無料で釣りを楽しむことができる、仙台近郊の貴重な釣り場だ、
前回、2022年6月取材時は福島沖の地震被害により一部を工事中だったが、現在は工事も終わって全面開放中。工事中は釣り場のすぐ後ろにフェンスがあったため振りかぶって投げることができず、キャスティング禁止だったが、現在は投げ釣りも可能になった(※竿は2本まで、投げる時は後ろの安全を確認し十分に注意すること)
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数日前には良型のニシンが釣れていたそうだが・・
取材日頃の仙台港はまだ釣り物の少ない季節というのもあるのだが、肌寒い曇天なのもあって土曜日ながら釣り人は少なめ。3月20日頃には仙台では珍しい良型のニシンがサビキ釣りで釣れたとの情報もあり、サビキ仕掛けとコマセのアミエビも用意した。
「YouTubeでニシンが釣れているのを見てきました」という方もおられたが、この日は回遊していない様子。ニシンは春の季節に石巻の万石浦で産卵することが知られていて、産卵のため回遊していた個体が仙台港内に迷い込んだものかもしれない。
人気ターゲットのシャコエビが釣れ始めた
この日、よく釣れていたのはシャコ。シャコは仙台港の人気ターゲットの一つで、5月から7月くらいまでが盛期だが、今年は少し早めに釣れ出しているようだ。
釣り方はチョイ投げや探り釣り。足下の砂泥などに潜っているため遠投は必要なく、アオイソメを餌に比較的カンタンに狙うことができる。
エサ付けや探り方に工夫して釣果を上げる
シャコは口周りにハリ掛かりしにくく、バラシが多いため、2~4本バリを段差式に配置した専用仕掛けを使うのが最適。つりえさマリンオリジナル仕掛けは最大の4本バリで、捕食後、後ろに下がろうとするシャコをガッチリ掛けて捕らえる仕様。
最初はエサだけ盗られるケースが続いたが、少し工夫して釣れるように。「アオイソメの頭の硬い部分だけ残して、やわらかい部分だけ盗るようなので、頭の部分を切り取ってから小さめにエサ付けするとよいようです」と丹野社長。状況に応じてエサを切って付けやすいよう、エサカット用のハサミも用意しておくと便利。
「あとアタリは小さくて分かりにくいので、たまに竿を立てて聞くと良いでしょう。グングンと引いたりはしませんが、シャコが食っていると明らかに重くなるので分かるはずです」。シャコが釣れているようならバラさぬよう丁寧に巻き取り、エサが無いようならエサを付けて再投入の繰り返しだ。
これからハゼやカレイも期待!イワシは5月頃から
シャコの他には、シマハゼやアゴハゼなどの小ハゼがイソメに食ってきていた。これから大き目のマハゼも徐々に動きだすようになる。ちょっと水深のある場所ではカレイやアイナメも釣れ出しているので、5月の連休頃から期待できるはずだ。
今回釣れなかったニシンはたまたま回遊していただけのようだが、サビキ釣りのターゲットであるイワシや小サバなどはこちらも5月頃から釣れ始めて、6月頃には本格シーズンに入る見込み。
これからがシーズン本番の仙台新港、最新情報をチェックして遊びに行ってみてはいかがでしょう?
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※取材協力:つりえさ倶楽部マリン仙台新港店