投げカレイの秋！乗っ込みシーズンイン

東海林誠 2021年10月19日更新

投げカレイの人気エリア、石巻周辺でマコガレイやイシガレイが釣れ始めている。まだ水温が高めでエサ盗りのフグなども多い状況だが、良型を狙える盛期はこれから！仙台広瀬キャスターズの東海林誠さんに秋の投げカレイを紹介してもらった。
※2020年10月掲載時の状況です。

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石巻周辺防波堤のカレイ投げ釣り

10月に入り、今年もいよいよ産卵を控えた大型のカレイが浅場に乗っ込んでくる秋シーズンの到来ですね！

産卵前の荒食いにあたる時期のため、大型カレイを狙う投げ釣り師にとって、乗っ込み期は最大のチャンスであり、50cm級の座布団サイズはもちろん、時には60cm超のスーパーランクサイズも狙えちゃいます。

投げ釣りは、飛距離の違いで釣果に大きな差が出る事がとても多いので、遠投力はぜひとも身につけておきたいですね。大型カレイ狙いの場合、ただ適当に投げても釣果は伸びないので、着底したらまずは抵抗を感じる所（カケアガリ）まで仕掛けを引いて、そこに待機させておくようにしましょう。

特に、100m以上飛ばせられれば、殆ど手付かずのポイントを攻める事が出来るので、爆釣することも多々ありますよ。

それでも、大型のカレイは根周りを好む傾向も持ち合わせているため、釣り場によっては捨て石のキワや沈み根周りといった極めて近投も侮れず、予備スプールに太いラインも巻いておくのも有効です。

以前、遠投用にPE1.5号を多用していたのですが、大型カレイを浮かせるのに大変苦労し、常に不安を感じていました。

数年前に「アトミックスライダー投（爆釣夢追人）」に出会い、ナイロンラインでありながら抜群の強度に魅了され、最近は、遠投用にアトミックスライダー（オレンジ）３号＋力糸＆近投根周り用に７号を愛用しています。

大型のカレイほど底へと潜ろうとするパワーはハンパなく、浮かせ切れなければ根掛かりや根ズレ等でバラす危険性大ですが、このアトミックスライダーを使うようになってからは抜群の強度のためグイグイ巻いて強引に浮かせる事が可能になり、今では、大物狙いには欠かせないアイテムとなっております。

爆釣夢追人アトミックスライダー投投鬼プレミアムバージョンオレンジ 1000m 3号

3号には力糸を組んで遠投用に

爆釣夢追人アトミックスライダー投投鬼プレミアムバージョンオレンジ 7号 1000m

手前側の基礎周りや根周りなどは7号（力糸なし）で

今秋初の投げカレイまだまだエサ盗り多し

さて、前置きがかなり長くなってしまいましたが、9月27日（日）、今秋初のカレイ釣りに出撃してきました！

いつものように『つりえさ倶楽部マリン仙台新港店』に寄って、青イソメと岩イソメを購入。小学生の息子２人を連れて、車からすぐの岸壁にて竿出し。今回は、最近釣りにハマっているご近所さん親子も参戦し、並んで竿出ししましたよ。

前日に波浪注意報が発令されており、濁りと大量の流れ藻が浮遊しているのが確認できます。夜明け前は定番のアナゴが連発で、夜明け以降は数種類のフグが頻繁に針掛かりし、エサがすぐ盗られます。

まだ水温が高めなのかエサ盗り多し（ヒガンフグ）

活きのいいエサはいつものつりえさ倶楽部マリン仙台新港店で。
■住所：宮城県仙台市宮城野区蒲生竹ノ内128-16（キリンビール仙台工場向かい）
■TEL：022-786-3580
■朝4時（土日3時半）の早朝から営業。
［TEL、インターネット通信販売に対応］お店に行けない場合も予め自宅にエサを届けておいて釣行することが可能！

それでも、我慢して打ち返していたら、100m付近のカケアガリで33cmのマコガレイが釣れ、同じポイントでポツポツとカレイを追加！他に、35cmくらいのアイナメや30cm弱のクロダイ、タコも釣れてきました。

その後もフグの猛攻は止まりませんが、暫くしてかなり明快なアタリ発生！なかなかの締め込みだったので、大型カレイかと期待するも、イシガレイ42cmと微妙なサイズ。