釣行記

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唐桑半島の釣り場[松島・金取・只越・小田浜・載鈎・岩井沢]

編集部 2020年9月11日 更新

宮城県北端の唐桑半島の堤防釣り場を取材しました。こちらのページでは岩手県境に近い松島、金取漁港、只越漁港、小田浜漁港、載鈎漁港、岩井沢漁港を紹介します。
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※最近、釣り人の増加により釣り場へのゴミの放置や近隣の住民の方とのトラブル等が目立っています。漁港、岸壁で釣りをする時は必ずゴミを持ち帰り、迷惑にならない駐車スペースを探すなど、周囲とトラブルなどの無いように気を付けて楽しみましょう。

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堤防釣りのルール・マナー

岩井沢漁港

「大理石海岸」の看板に従い、国道45号線から山側を回って、国道下をくぐって海岸に入る。周囲を白い石灰岩で囲まれた漁港で、スロープ周りは水深の浅い小磯が続く。海岸線には大理石海岸の歩道があったが津波で消失、付近の山側は防潮堤工事中なので注意。

 
 
港のスロープ周辺。かつては遊歩道などが整備されていたが、取材時は荒れた状態だった
公衆トイレは利用可能
大理石海岸への途中は防潮堤の工事中だった。観光、釣りともに工事の終了を待った方がよさそうだ
すぐ上には「民宿さかや」営業中

載鈎漁港

国道45号線から山側を回るか、岩井沢から集落を抜けてアクセスする。入り口に数台の駐車スペースがあり、防波堤まで歩いて移動。港内に根が点在し、アイナメやカレイなどを狙える。

港内のスロープ付近。山側は防潮堤などの工事中だったので注意のこと
港内。左手には大理石海岸からつながる白い岩がみえる
メインの釣り場となる防波堤へは砂利道でつながっている(車侵入不可)
 
 
駐車スペース

小田浜漁港

岩井沢、載鈎と並ぶ45号線下の小漁港。1本突き出た防波堤の周りでカレイやアイナメ、タナゴ、チカなどを狙える。漁港入り口に漁業関係施設があり、港内には網が干してあることもあるので、くれぐれも関係者の迷惑にはならぬよう注意したい。

隣接する砂利浜
防波堤の先には小槻島と大槻島
 
港は作業場になっているので、漁業関係の方の邪魔にならぬよう注意したい

只越漁港

 

唐桑半島の北の付け根に位置する。流れ込みの左手はかさ上げ工事が完了しているが、半島側は工事中で漁業関係者以外の立ち入りが禁止されていた。港内はカレイやアイナメ。防波堤周りにはソイ、メバル、タナゴなどが着く。

45号線沿いを流れる小河川の流れ込みの左岸側は工事が終わっているが、右手は工事中だった
左手の小磯
スロープ付近
流れ込み付近のゴロタ浜から港内の様子
 
すっかり護岸された流入河川
かさ上げされた土地は今後、水産加工場などになる見込み
 
右岸側の防波堤は防潮堤の工事に伴い、アクセス道路を整備中
 
磯に隣接し、湾内に突き出た防波堤。取材時は漁業関係者以外は立ち入ることのできない状態だった
防波堤上のパーキング。本来であればこの駐車場からも階段を下りて防波堤にアクセスできる

金取漁港

アクセス道が狭く、駐車スペースも限られるので、他の釣り人がいないとき限定の釣り場。磯に隣接し、根魚やイカ類などを狙える。

 
小さい入り江にスロープと防波堤が設けられている
防波堤先端付近は潮通しがよく、季節によってイカなどが回遊することも
小磯周りは水深が浅くなっている
駐車できるスペースは少ない。漁業者がいる時は邪魔にならないようにし、先行者がいる時は無理せず回避しよう

松島

石浜漁港のすぐ北隣、高石浜の砂利浜と隣接。松島周りの磯でアイナメ、ソイの根魚などを狙える。

 
 
島周りは防潮堤とスロープが整備されている。付近の方の迷惑にならないように注意しよう
 
消波ブロックの先には高石浜
 

石浜漁港

岸壁は左右に分かれていて、それぞれ別の道からアクセスする。どちらの岸壁、堤防もサビキ釣りや投げ釣り、ロックフィッシュなど色々な釣りを楽しめる。
[関連]2018年11月取材時の石浜漁港の様子

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