松島湾内のハゼ釣り場ガイド~陸前富山~名籠~銭神~手樽~古浦~
松島湾周辺はハゼ釣りを楽しめる季節。漁港や岸壁からハゼを手軽に狙えるのは、落ちハゼとなり深場に移動する12月頃まで。秋の盛期に楽しめる松島湾内のスポットを取材してきた。
※牡蠣の出荷作業が盛期になっています。防潮堤工事、漁港復旧工事が行われているところもあるため、作業中、工事中の場所や立入禁止区域等には入らず、関係者の迷惑にならないスペースに駐車して釣りをするようにしてください。
※こちらの記事では2017年の取材時の状況を掲載しています。
[2024年追記]こちらの記事で取材時に釣りをしていた場所の多くが立入禁止になっています。釣り方の参考のために記事は残しますが、釣り禁止ではない別の場所で竿を出すようにしてください。近くですと下のリンク記事の東名運河周辺や少し遠いですが旧北上川や石巻漁港、追波川方面などでハゼ釣りを楽しめます。
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陸前富山駅周辺
仙石線の陸前富山駅前にある小堤防周辺の釣り場で、電車からもアクセスが可能。防潮堤の工事が完了し、一帯から竿を出すことができる。
一帯は水深が浅く、ハゼが深場に落ちる前の釣り場。小堤防は漁船が出入りするため、漁業作業時は堤防には立ち入らないようにする。防潮堤の外側に駐車し、防潮堤の石積みからポイントを探れる。
名籠周辺
名籠漁港、八坂神社のある名籠地区。防潮堤が整備され、堤防周りから釣りができる。
名籠漁港はかき剥き作業場になっており、平日、漁業者のいる時は邪魔になるので立ち入りは控える。防潮堤には階段が付いて降りられる箇所が2つあり、それぞれ2人ほどで釣りをできるスペースがある。
周囲は全体に浅いが、沖堤防との間がポイント。シーズン後半には船道寄りの深みが有望か。
大浜周辺
大浜地区の海岸も防潮堤が完成しているが、こちらは防潮堤の足場がすり鉢状で危険なため釣りには不向き。
銭神漁港周辺
銭神漁港と周辺はハゼやメバルなどの好釣り場だが、2017年10月時点では全域工事中。工事が終了するのを待ちたい。
手樽公園(手樽海浜公園)
駐車場、トイレのある広い海浜公園で釣りも楽しめる。ピクニックがてらファミリーで楽しむのにも良いが、バーベキュー、花火等は禁止されているので注意のこと。
古浦漁港
かき直売所のある古浦漁港。かき養殖のための岸壁になっており、漁業者が作業をしている季節の平日は基本的に釣りはできない。
これから水温の低下とともにハゼが深場に落ち始める。中には冬場に大物を狙える深場もあるが、ここに紹介したポイントは盛期までの釣り場がほとんど。。
漁港や販売所で買える牡蠣もおいしい季節なので、釣りのついでに冬の味覚を一緒に楽しむのもおすすめだ。
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