南三陸・志津川湾の漁港ガイド3 志津川周辺 新志津川~袖浜~平磯~荒砥~清水[2021]
2021年6月取材、南三陸町志津川湾内の漁港釣り場ガイド。3回目は志津川市街近くの志津川漁港から袖浜、平磯、荒砥、清水までを紹介します。
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旧志津川漁港
「南三陸さんさん商店街」などのある志津川市街地近くの漁港。八幡川と新井田川の間にある旧漁港と新魚市場のある新漁港の2エリアに分かれる。
旧志津川港内は水揚げ場や係留船、作業場が多いので、邪魔にならない場所を選んでメバルやアイナメなどを狙える。釣り人が多いのは、八幡川河口から防波堤の周辺。河口側は砂地が広がり、投げ釣りのハゼ、カレイやアイナメなどがターゲット。ここの岸壁は区画整理が終わっておらず、工事中の箇所が多く残るので邪魔にならぬよう気を付けよう。
[身近な釣り場]志津川港
志津川新漁港
新漁港は新しい魚市場周辺の岸壁が整備されているが、この周りは漁船が多いので釣り人は係留船から離れた荒島パーク側に集中している。荒島パークに駐車して歩いて行く防波堤がメインの釣り場で投げ、探り、ルアーでアイナメやソイなど根魚類を狙える。
[身近な釣り場]志津川港
袖浜海岸
人工海岸のサンオーレそではま海水浴場周辺は駐車場や公園が整備され、ファミリー、カップルでにぎわっている。レジャー客が多く釣りには向かないが、休憩スポットとして頭に入れておくといいだろう。
袖浜漁港
袖浜海岸と隣接する漁港で、港内に漁船が多数みられる。岸壁からは夏場のサビキ釣り、秋冬のチカ釣りなど季節の釣りを楽しめる。岸壁、防波堤周辺の投げ釣りでカレイやアイナメ、夜アナゴ。防波堤周辺はソイやメバルなど根魚がみられる。
[身近な釣り場]袖浜漁港
平磯漁港
一帯砂地だが岩礁や藻場が点在し、防波堤周りでカレイやアイナメなどを狙える。防波堤外側の小磯があるエリアもアイナメ、ソイなど根魚有望。
荒砥漁港(あらと)
ここは未だ防潮堤、岸壁工事中の箇所が残っているため注意が必要だが、防波堤周りに岩礁帯があり、アイナメやソイなど根魚が着く。港内岸壁周りはメバル、タナゴ、チカなど小物やちょい投げで小中型カレイ、アイナメなどに期待。
清水漁港(しづ)
気仙沼線の清水浜(しづはま)から防潮堤を越えた先にある漁港。防潮堤や岸壁の工事はほぼ終了しているが、漁業作業が盛んなので、釣り人は係留船や漁業者の邪魔にならぬよう注意が必要。河口、浜と隣接しており砂地主体に根が点在。投げカレイやアイナメ、メバル、ソイの根魚、ハゼ、アナゴなども狙える。
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