東北6県ワカサギ釣り場ガイド![宮城・福島編]
桧原湖のワカサギ
今回は東北6県の中から宮城県と福島県のワカサギ釣り場を紹介します。
今冬も東北各地の湖沼で結氷が始まり、氷上ワカサギ釣りがシーズンを迎えています。東北6県は福島県の桧原湖を筆頭に岩手・岩洞湖、青森・小川原湖、秋田・八郎潟などなど、各県に有力釣り場が点在。地域の小規模な沼やため池でもワカサギが釣れるところは多くありますが、ここではメジャーなワカサギ釣り場をまとめて紹介してみたいと思います。
[2016年11月21日、福島県小玉ダム追加]
[2020年12月25日、宮城県花山ダム追加]
■この記事もオススメ!ワカサギ釣り入門ガイド!
※東北6県で最もワカサギ釣り場が少ないのが宮城県。ワカサギが放流されている湖沼もあるのだが、結氷する湖沼がほとんど無く、県内全域で氷上釣りが禁止されている。ダム湖などはボート釣りもできないため必然的に岸釣りが中心となり、ポイントも限られるためワカサギファンは他県へ足を延ばしている。橋上など立ち入り禁止になっている場所も多いので注意が必要だ。
※2020年、花山ダムで宮城県初のワカサギドーム船がオープンした。
【宮城】 花山ダム
栗原市の花山ダム(花山湖)では2020年の11月からワカサギドーム船がオープン!釣果もよく、連日ワカサギファンで賑わっているようだ。事前予約制で大人3,000円、子供2,000円。
花山漁業協同組合TEL:090-2983-2265(10:00~11:30、14:00~14:30)
■2020年12月の釣果(上州屋新仙台泉店)
※2021年シーズンより道の駅花山での受け付けは行っていないのでご注意を。
【宮城】 釜房ダム
橋上に並んだ釣り人がリール竿で仕掛けを下ろす様子が風物詩になっていたが、現在は橋からの釣りは禁止となっている。立ち入り禁止になっていない湖岸や護岸からの釣りになる。広瀬名取川漁協管轄で日釣り500円。
■2014年の釣果
https://tsuri-kahoku.jp/choka_tansui/63230
【宮城】 サイカチ沼
仙台市街近郊のため池で、ここはヘラブナ釣りが盛ん。地元有志らによりワカサギも放流されており、岸から狙うことができる。氷上釣りは禁止されているため、氷が張る季節は氷を割って竿を出す釣り人の姿がみられる(情報協力/うちしまスポーツ)
【宮城】 七ヶ宿ダム
白石市の白石川上流にある七ヶ宿ダムのダム湖。橋上や湖岸からワカサギを狙う釣り人が見られる。
【福島】 桧原湖
東北随一を誇るワカサギ釣り場。水質もよく魚影も抜群。各エリアにドーム船、屋形船があり、氷上解禁後は各エリア毎に情報が発信される。ドームやワカサギ小屋のレンタルが豊富なので初心者でもワカサギ釣りに親しみやすい。入漁料700円。
■関連釣行記
https://tsuri-kahoku.jp/choukouki/14656
https://tsuri-kahoku.jp/choukouki/40863
【福島】 小野川湖、秋元湖
桧原湖と隣接するこれら2か所の湖もワカサギ釣りが楽しめ、時期、釣況などによりこちらを好む人も多い。なお、小野川湖は桧原湖と同じ桧原漁協、秋元湖は猪苗代湖秋元湖漁協の管轄となる。日釣り700円。
【福島】 羽鳥湖
猪苗代湖の南側に位置する羽鳥湖でも1月半ば頃から氷上のワカサギ釣りが楽しめる。南会東部非出資漁協の管轄。日釣り1,050円、駐車場除雪協力費700円。
【福島】 小玉ダム
沿岸いわき市の夏井川上流にある小玉ダムでは夏井川漁協がワカサギを放流し、定着してきている。2015年シーズンは小型が多かったものの、2016年シーズンは放流の調整がうまくいき型はまずまず。11月1日から解禁し、多い人で100~300匹とよく釣れている。
ここでの釣り方は岸からのブッコミ釣り。シモリの付いたワカサギ用仕掛けを使い、キャスティングで狙う。エサは赤虫や紅サシ、白サシ。漁協により下草が刈られ、釣りやすく整備されている。夏井川漁協の遊漁券が必要(日釣り700円)
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