石巻漁港で春のチョイ投げハゼ釣り開幕!
東北各地で春の堤防釣りが好季を迎えている。宮城県沿岸も多くの釣り人で賑わう季節、神奈川在住のプロアングラー山口充さんが石巻漁港の岸壁でチョイ投げ釣りを楽しんだ。越冬した良型ハゼの釣果に大満足!
春の宮城沿岸では年越しの大型ハゼを狙える
地域によってはほとんどが年魚で、産卵を終えると死んでしまうといわれるマハゼだが、宮城の松島湾や石巻湾、万石浦周辺などは多くが越冬し、中には2回越冬したような大型も釣れることが知られている。今回はこのデカハゼを狙って山口充さんが関東から来訪。岸壁からの投げ釣りに挑んだ。
※2022年5月上旬釣行。
立入禁止、駐車スペースに注意し、石巻漁港内の岸壁で釣り開始
選んだ釣り場は石巻市街からも近い石巻漁港。市場関係の施設や作業場所などを避け、迷惑にならないようなスペースに駐車し、投げ釣りの準備を始めた。
[関連]魚種別攻略法:チョイ投げ
置き竿にして時合いを待つと・・最初のハゼがヒット!
エサを付けたらポイントに投げ込み、置き竿でアタリを待つだけ。カケアガリなど底に変化のある所に広く投げ分けて、魚のいる所をみつけたら集中的に探るようにする。アタリがほとんど無くてもカニなどにエサだけ盗られていることがあるので、こまめにエサをチェックするのをお忘れなく。
複数の竿を出す場合はアタリが分かりやすいよう竿立てなどに並べておく。竿立てが無い場合も竿が傷つきにくいよう、タックルボックスやクーラーボックスにクッション、タオルなどを敷いて並べると良いだろう。
越冬直後で魚体はかなり細いがこれから活性UP
潮の動く時間帯になるとマハゼにアカハゼ混じりでコンスタントに釣れてきた。この季節に釣れるマハゼは冬を越したものばかりなのでサイズは良型揃い。18~20cm平均に最大は22.5cm。越冬明けなのでまだ魚体はかなり細かったが、これからエサ食いも活発になり、魚体の張りも戻ってくるはずだ。
石巻、牡鹿半島周辺ではシャコなども釣れ出していて、ハゼやアイナメ、カレイなどチョイ投げで狙える魚種が豊富になってきた。釣行の際はルール、マナーに気を付けて、釣り盛期をお楽しみください!
◆記事に書けない裏話や質問への回答は無料メルマガ(毎月25日発行)で配信中!
YouTubeチャンネル登録もお願いします!