釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!
  • 男鹿沖ジギング 新型ジグで真鯛、青物、オニカサゴ、‥五目獲り!

    大坂 章 2020年12月29日 更新

    東北各地で青物が肥え始め、いよいよ秋のジギングシーズン到来。台風などの影響で釣りをできない日もありますが、上州屋新盛岡店の大坂章さんはKOMOジグの薦田さんと秋田男鹿沖に釣行。マダイ、青物のほか、オニカサゴやアマダイなどいろいろな魚種を狙いました。

    椿漁港を出船して男鹿沖へ

    釣行メンバーはコモジグの薦田代表に大坂さん、曽根さんの3名
     
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    「コモジグ ギョロメ」が男鹿沖でも実力を発揮

    8月21日、岩手の青物ジギング~イカジグリレーが中止となり、台風でどこもダメだろうと思っていましたが、日本海は大丈夫ということで椿釣具さんのつばき丸にて出船しました。

    今回は三陸で試すはずだったコモジグの「komojig GYOROME」を日本海秋田の男鹿に投入してきました。このギョロメはS(ショート)、 M(ミッド)、D(ディープ)の3種類があって、今秋、SとMに新たに登場したメロウドカラー「ZHメロウドSP」(ZHはゼブラホロの意)を使用しました。

    GYOROME(コモジグ)」は様々なアクションに対応した、非常に使い勝手のいいメタルジグ。ショートジグタイプのSとミディアムロングジグタイプのMに三陸など東北で定評のあるメロードカラーが新登場!

    朝は東風があり程よく船も潮も流れるまさにドテラの釣り。釣れる魚のサイズも種類もよくわからないので、「ロジカル(ディープライナー)」の#1に「カルカッタコンクエスト300(シマノ)」、PE1.2号のリーダー6号でスタート!

    釣り始めてしばらくすると、30mちょいの水深でフォールに何かが触りました。途中で止めてそのレンジをしつこくしゃくるとヒット!走らず重く、タックルのパワーもあまりないのでじっくり上げて来ます。走らないからでっかい真鯛かな?なんて思いましたが、上げてみると青物です。

    重い青物が釣れてくることが分かったので、タックルを「ロジカル」の#2にリールを「ブルーヘブンS2T」のパワータイプ、PE1.5+リーダー8号に替えました。

    また少しして、自分、コモさん、曽根くんの3人でヒット。曽根くんの大鯛はばれてしまいましたが、自分とコモさんは青物をゲット。その後、コモさんが青物、曽根くんがサワラを釣りますが、長い長い潮なし風なしの時間に突入します。

    序盤は青物がヒットし、ややパワーのあるタックルセッティングに変更した

    風がないと暑いです。デブには拷問です(笑)。後半、沖に出て風が吹き始めたタイミングで曽根くんが今日一番の獲物、甘鯛をゲット!船長から鯛場だとの説明、自分も底付近をゆっくりしゃくると、何かがアタるけど乗らず。もう1回さらにゆるいしゃくりで誘うと何かがヒット!焼くには大きいし刺身には小さい微妙なサイズの真鯛ゲット。

    近くにナブラ&鳥が出ますが、近付くと鳥はお休みでアタリは無し。回収しようとただ巻きしている自分のジグにサワラが襲いかかります。うまくジグを丸呑みして口にフロントフックが掛かっており無事ランディング。

    マダイ、サワラのほかアマダイも釣れて、嬉しい五目釣りの雰囲気に

    そのあと、またしばらく釣れない時間が続き、私は暑いのでサンダルを脱ぎ船首で座って釣り始めます(笑)。1回目の底取りにしては長いなと思ってクラッチを入れたら、何かがフォールでヒットしていました。同じく鯛場だったので、でっかいマダイが来るかなと思ったけどあまり引きません。

    船長に「クロソイかシンジョじゃない?」と言われましたが、「それは三陸でも釣れるからいいです(笑)」と答えます。浮いて来たものが最初茶色っぽかったのでシンジョ(アイナメ)かと思いましたが、よく見たらオニカサゴ!ラッキー!

    オニカサゴの棘(毒)にやられないようにハサミで背びれを切りましたが、その棘が足元にあるので、また船首に上がり座りながら底付近をメインに釣っているとヒット。いきなり重くて走ります。今度こそ大鯛かなと思いましたが、上がってきたのは青物でした。

    想定外の嬉しい外道オニカサゴ。背ビレの棘はすぐに落とします

    朝一の魚もそれほど速い動きでなくても食っていたし、後半はシャクらない頑張らない釣り方でヒットしていました。海の中も暑くて魚達も暑さにやられてしんどいのかな?

    速い動き、ゆっくり目の動き、両方使えるコモジグ「ギョロメ」。今日の釣果は全てこのジグです。

    元気にベイトを追う状況でも、あまりやる気がない状況でも、釣り人の操作で自由に操れるそんなジグです。おまけに青物だけでなくマダイ、オニカサゴとそれ以外にも効きます。コモさんはフロントにシングルフック1本で使っていました。自分はフロント、リアにダブルフックで使用。タックルもハイピッチにもスローにも使えるジグです。早く三陸でも試してみたいですね!

     
    この日使ったコモジグ「ギョロメ」。誰にでも使いやすく、新色ゼブラホロバージョンのメロウドカラーもかなりいい感じだった
    コモジグギョロメ・ショート」は狭いレンジを短く刻むのが得意なショートジグタイプ
    「コモジグギョロメ・ミッド」様々なアクションに対応したセンターバランスのミディアムロングジグ。ショートタイプに比べると広いレンジの攻略に向く
    コモジグギョロメ・ディープ」は300g、700gのラインナップでディープ攻略用のミディアムロングジグ。ジャーク時に目玉部分が水流を受けてアクションするので、深場のボトム付近でも絶妙なアピールをして食わせられる
    基本のタックル類からシーズンごとの釣り場まで、分からないことは大坂さんが勤める上州屋新盛岡店で相談してみよう。

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    PROFILE:大坂章

    陸前高田市内の気仙川流域に育ち、アユ釣りや渓流釣りを得意とする上州屋新盛岡店スタッフ。海のルアーなども大好きで、三陸の青物やロックフィッシュなど、小物から大物まで色んな釣りに挑戦している

     

    ※取材・テキスト/大坂章
    ※取材協力/上州屋新盛岡店(岩手・盛岡市)

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