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  • 秋から冬のサーフシーバス[村岡博之さんのシーバス入門ガイド]

    2016年10月31日配信 【HOWTO】 【編集部】

    村岡博之さんがシーバスの基本を解説していくシリーズ。10月末になると、宮城のリバーシーバスは最終盤。かわりに面白くなってくるのがサーフシーバス。晩秋以降のシーバスは一発大物期待。コチ、ヒラメのフラットフィッシュも狙うことができる。

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    イワシが砂浜に寄せられた時がチャンス

    秋から冬の砂浜はイワシが砂浜に打ち寄せられ、ベイトを追ってフィッシュイーター達が集まる。シーバスは70~80cmの良型が多く、90cmオーバーも有望。ヒラメ、コチのフラットフィッシュもターゲット。コチは晩秋になると厳しくなるが、ヒラメは低水温に強く冬にかけて狙うことができる。

    主にナイトゲームで狙い、ルアーはシンキングペンシルが定番。ミノーもシンキング系に実績がある。サーフなので、ボトムを取って引いてくると、シーバスと一緒にヒラメも狙うことができる。

    条件は向かい風の時は釣りづらいが、イワシが海岸に寄せられるため手前でヒットする可能性が高まる。追い風の時は遠投して広範囲をチェックしよう。

    マゴチは徐々にシーズンオフになるが、ヒラメは良型が釣れてくる。ルアーはヘビーウエイトミノーの「G-コントロール(ジャクソン)」

    宮城県は釣り場になる砂浜が少ないのが難点

    河口に近いサーフが釣り場になるが、宮城の砂浜は防潮堤や海岸の復興工事のため釣りを出来なくなった場所がほとんど。石巻周辺はほとんどの海岸が工事中か地盤沈下で砂浜が後退しており、仙台方面の釣り場に行くアングラーが多くなっている。

    シーズンは11月が盛期で、タイミングによってはイワシボールがみられることもある。2015年は12月の第1週まで釣れていた。

    日本海側の各地も冬場はサーフシーバスが有望。日本海ではイワシに続いてハタハタが接岸するシーズンに入り、ハタハタシーバス(ハタハタパターン)などと呼ばれ大型シーバスを釣り上げられるチャンスが1月一杯くらいまで続く。

    ※解説/村岡博之

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