釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!
  • 三陸ナメタ五目とイカ&ボートロック♪

    塩津 紀彦 2023年12月2日 更新

    [ロックフィッシュ以外も色々楽しむ!ハンター塩津紀彦&めぐみさんの気まま系釣行リポート]
    ※2014年12月掲載時の情報です。

    今年も残すところあとわずか。毎年この季節になるとぼちぼち価格が高騰してくるのが…。

    ナメタガレイ!!

    お正月の食材として珍重されるこのナメタガレイ。今年は少々接岸が遅れていたようですが、ここに来てやっと上向きな様子♪なので早速これからピークをむかえる三陸のナメタ五目釣りに、今回はプロトのカレイ竿のテストを兼ねて行って参りました!

    あっ!あとついでに最近流行りのイカジギングと三陸のエンターテイメントの定番ボートロックもまとめて楽しんでみました♪

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    岩手釜石・尾崎白浜沖はナメタガレイや根魚の宝庫!

    朝日の中の出船。寒いです…

    今回お世話になったのは尾崎白浜港の喜宝丸・水戸さん♪毎度の事ながら楽しい釣りをさせて頂いてます。

    まず向かった先は小松の定置周辺エリア。前の週あたりからナメタがポツリポツリと上がり出した状況ですが、サイズがヒガレイやマコガレイ共にイマイチらしい…。まぁ1週間でだいぶ状況も変わったでしょう♪

    第1投目はいつもドキドキわくわくしますね♪

    ってことで早速スタート♪

    ナメタ狙いはあまり激しい小突きはNG。ソフトに~ちょ~んちょ~ん♪

    するとすぐに「ぐっ」と押さえ込むようなアタリ!ぐい~っと大きくアワセを入れてファイト開始です。アイナメのようなヘッドシェイク♪ナメタ特有の引きにワクワクが止まりません(笑)

    まずまずのナメタガレイGET!

    幸先よくナメタガレイをGET!すると船中全員にバタバタと入れ掛かり!!

    良型のマコガレイにナメタとアイナメ
    同船した幹さんはナメタ爆連!

    新作の竿の調子は抜群。ナメタはあまり派手な動きを嫌うので意外と置き竿に大型が掛かります。なので今回は置き竿メインにしてちょっと試してみます。

    プロトの喰わせ調子の竿で置き竿にトライ。そしてそれがハマったのか私に掛かるのはナメタばかり♪

    アイナメとナメタのコラボ(笑)

    小突きを派手にやるとヒガレイやマコガレイが混じって釣れてくる状況。

    ミズガレイもだいぶ肉厚になってきましたね♪
    マコガレイも分厚いので旨くない訳がない!

    朝のラッシュが終わるとペースは下がりますが、ポツリポツリと飽きない程度にいろんなカレイが顔を見せてくれます。

    うちの大先生もプロトのカレイ竿で小突きまくって良型をGET!

    50cmクラスの良型ナメタ

    ナメタも10枚ほど確保したころに今度は船頭さんがイカの反応が魚探に出てるとおっしゃるではないですか!

    こんなときのために潜ませていたイカ用のジグを投入♪
    (ちなみにタックルはカレイ竿やロックロッドでも代用は可能です)

    しか~し、見事に乗らな~い(汗)

    まぁすっかり日中になっちゃったので活性も低いんでしょう…。っと思ってたら同船のウメさんにスルメとヤリイカがヒット♪

    そして大先生の操るジグにも…

    ナイスヤリイカ♪

    こりゃ本気で釣らなきゃ後で何を言われるか分からんです(汗)

    ジグをボトムまで落として~大きくシャクリ~ステイ~小さく3回シャクリ~ステイ♪

    誘って止めて誘って止めてが基本パターンのイカジギング。そしてやっとステイさせたタイミングで「ずん!」と重量感のあるバイト!

    良型のイカらしいジェット噴射をかわして無事にランディングです。

    胴長40cm近い良型ヤリイカ

    ラストにちょっとだけボートロック!

    さて、その後はポツリポツリなので最後はちょっとボートロックで遊ぶことに。

    ロケーションは最高

    少し風が出てきたため外洋側はあきらめ湾内の緩~いところでまったり釣り。スポーニングエリアにはまだプリの個体がちらほら…。

    プリのメスアイナメ43cm

    スポーニングも終盤戦になって来たのでサイズはやはり小型がメインになってきてましたね。ならばアフター回復の魚の方がサイズがいいのかな?

    ってことでアフターのアイナメの特効エサ?ルアー?ガルプ!パルスクローで丹念に探ると~。

    ナイスサイズ(汗)

    大先生にナイスサイズのアフター回復メスアイナメがヒット♪

    ナチュラルに攻めるのがこの時季の喰わせのセオリー。フワ~フワフワ~ストン♪でボトムにステイ…
    「ごん!」
    ナイスバイト頂きました~♪

    この季節らしいナイスな錦アイナメ(笑)

    大先生のサイズよりは少し小さいですが、なかなかのファイターでした♪

    さてさて、そんなこんなで1時間半ほどボートロックを楽しみ15本ほどアイナメに遊んでもらいましたが、残念ながらビッグサイズは出ず(汗)

    今年はサイズはなかなか出ない三陸界隈です(汗)

    まぁ楽しめたから今回はよしとしましょう(笑)

    コレからハイシーズンのカレイ釣り、シーズン終盤なイカジギング、ハイシーズン真っ只中なボートロック、どれをやってもまだ楽しめるので寒いから引きこもるのではなく是非釣り場にお出掛けになって下さい♪

    【使用タックル】
    ■カレイ
    ロッド:アブガルシア プロトカレイ竿 喰わせ調子&小突き
    リール:アブガルシア ビッグシューターコンパクト&レボエリート
    ライン:サンライン キャストアウェイPE1.2号
    オモリ40号
    ■ボートロック
    ロッド:アブガルシア ロックスイーパー882EXH
    リール:アブガルシア レボエリート9
    ライン:サンライン FCロックハンター16Lb
    シンカー:ティクト ボトムコップ・ステイ28g
    フック:がまかつ ワーム316R 3/0
    ワーム:バークレイ ガルプ!パルスクロー、ガルプ!パンチクロー
    ウェアー&ライフジャケット:パズデザイン

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    PROFILE:塩津 紀彦

    磯ロックがブームになる以前から牡鹿の磯に通い、50UPベッコウ&アイナメを狙っていたロックフィッシュハンター。険しい、キツイ、危険の3Kを乗り越えながら、数々のモンスターを仕留めてきた。茨城県在住。チーム・ハンター所属。ピュア・フィッシング・ジャパン、サンライン、パズデザイン、がまかつ、ティクトフィールドテスター
    ※ハンターブログ http://yaplog.jp/jgfahunter/

     

    ※取材・テキスト/塩津 紀彦

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