山形県の防波堤、漁港釣り場ガイド(1)酒田港編(酒田北港エリア)
山形県酒田市の酒田港は規模が大きく、ターゲットの種類も豊富な釣り場。ここでは酒田北港エリアの主な釣り場を紹介する。国際ターミナル周辺など工事中やソーラス条約の関係で、立ち入り禁止になっている場所も多いので注意して楽しもう。
※取材時は台風通過後で、写真は波が高くなっている状況です。
【2016年9月掲載、2018年10月追記、修正】
酒田北港「水路」
離岸堤と岸壁に挟まれた風車が並ぶ区間で、通称「水路」と呼ばれるポイント。沖の離岸堤が波を遮るため比較的静かで、夏のアジ釣り、冬のハタハタ釣りなどの釣り場。堤防に階段があり、足場もいいが、離岸堤が波を被るような日は危険。
酒田北港「温排水」
発電所からの温排水が流れ出る場所。クロダイが着いているほか、イナダ、ワラサ、スズキなどの回遊も期待。高水温期は渋い状況になることもあるが、冬場は水温が安定しており有望。取材時は2歳(ニセ)と呼ばれる小型のクロダイなどが釣れていた。
酒田北港「宮海船溜」
酒田北港エリアの中心部にある船溜まり。車を横付けできる岸壁で、小アジやイワシなどのサビキ釣りや、ハゼ、カレイ狙いのちょい投げなどを楽しめる。
2018年10月追加 宮海船溜の釣果
酒田北港「国際ターミナル周辺・砂防堤(工事中)」
国際ターミナルから砂防堤にかけては、アジなどのほかイナダやスズキ、マダイの実績もあるポイントだったが、2016年9月現在は工事のため立ち入り禁止になっていた。
酒田北港「大浜海岸」
北防波堤と国際ターミナル側は工事中だが、大浜海岸には入ることができる。車で浜の入り口まで入れるサーフの釣り場で、ルアーでシーバス、ヒラメなどを狙える。夏場はジェットスキーが多いので注意が必要。
酒田北港緑地展望台
国際ターミナルにある酒田北港緑地は駐車場、トイレが整備されている。奥にある展望台は地上7階の高さから港湾を一望できる(無料)
[関連記事](2)酒田本港~南防波堤編
◆記事に書けない裏話や質問への回答はweb版 無料メルマガ(毎月25日発行)で配信中!
※2016年9月取材、2018年10月一部更新