石巻~牡鹿半島の堤防釣り場[1]渡波港~佐須~弁天島~小竹浜~折浜~蛤浜
宮城県石巻市から女川町にかけての牡鹿半島周辺の漁港・堤防釣り場を紹介します。前回2015年に同エリアを取材してから3年ちょっとが経過し、漁港のかさ上げはかなり進みましたが、2019年1月現在は防潮堤の工事と漁港地区のかさ上げ、整備工事がピークを迎えています。工事中や立ち入り禁止の場所には近付かない、漁業作業等の邪魔にならないよう配慮しながら釣行してください。
※漁港、岸壁で釣りをする時は必ずゴミを持ち帰り、周囲とトラブル等の無いように気を付けて楽しみましょう
渡波港(わたのは)
万石浦の入り口に位置し、潮通しが抜群で、大小様々な魚種が集まる。投げ釣りで大型のイシガレイ、マコガレイ、アイナメ。ヒラメ、マゴチのフラットフィッシュにスズキの回遊もある好釣り場。
2019年1月の取材時は防潮堤工事がピークで、広い範囲が立ち入り禁止だった。工事の完了を待ちたい。
渡波港(渡波防波堤周辺)
白灯台防波堤と呼ばれる3kmほどの防波堤と、万石橋から防波堤の護岸周りが主な釣り場。投げ釣り、ルアーで様々なターゲットの実績があるが、取材時は工事中で立ち入ることができなかった。
渡波港(佐須防波堤周辺)
白灯台防波堤から万石橋を渡って対岸側にあるのが佐須防波堤。周辺一帯は防潮堤の工事中で、佐須防波堤の付け根部分も立ち入り禁止だった。船溜まりの岸壁からは状況次第で竿を出せそうだが、工事関係者や漁業関係者の邪魔にならぬよう注意が必要。
小竹浜漁港(こたけはま)
渡波の佐須地区から水産技術センターの先へ進み、弁天島のすぐ隣にある漁港。足場の良い岸壁からメバル、ソイ、アイナメなど根魚類やカレイ類を狙える。
弁天島(べんてんじま)
小竹浜港と隣接する堤防で繋がった小島。以前はアイナメなど根魚やクロダイ、カレイなどいろいろな魚種を狙うことができたが、現在は島への堤防に柵が出来て渡ることはできない。
折浜漁港(おりはま)
小竹浜から蛤浜へ向かう道路沿いの岸壁からなる漁港。メバル、ソイなど根魚や投げ釣りのハゼ、カレイ、アナゴなどが対象魚。取材時は道路沿いの広い範囲で防潮堤の工事を行っていた。
蛤浜漁港(はまぐりはま)
鮎川線(県道2号線)の蛤浜の看板に従い、坂を下ってすぐの漁港。小場所ながら地形が変化に富み、ルアー、探り釣りで根魚。防波堤からは投げ釣りでカレイやハゼ、アイナメ、アナゴを狙える。フラットフィッシュも可能性あり。
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