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冬の鍋料理で食べたい魚種をピックアップ![お魚の鍋ねた]

2022年1月20日配信 【HOWTO】 【編集部】

寒い季節の定番料理筆頭に挙げられる鍋料理。冬はタラや根魚など鍋にして美味しい魚種がよく釣れる季節でもあります。こちらでは鍋ダネとしてオススメの釣魚をピックアップして紹介します。

調理が可能な場所であれば、釣り場で寄せ鍋を作りみんなで突っつくのも最高の贅沢だ


タラ(マダラ、スケトウダラ)

200mより深い海を中心に生息するマダラは、2月上旬頃の産卵期には水深100m前後まで接岸。産卵後の3~4月頃までは浅場側で荒食いして体力を回復する。産卵前は白子、真鱈子に期待でき、アラや白子まで全て入れた鱈鍋は定番。青森のじゃっぱ汁、庄内のどんがら汁など冬の郷土料理もよく知られている。

鮮魚として出回るのはマダラが一般的だが、スケトウダラ(助宗鱈)も釣りの外道として釣れることが多く、こちらも十分においしい魚なので釣れたら鍋にしてみると良いだろう。

宮城県金華山沖のディープジギング釣果。10kg超の大物にも期待できる

【深場のマダラ釣り】
夏ダラや接岸前の季節は水深200~300mの深場でマダラを狙う。エサ釣りならオモリ250号程度、ジギングなら400~600gのウエイトを使用する。
[エサ釣りの釣行記]南三陸・志津川沖 深海のマダラ釣り 鱈菊シーズン盛期
[ジギング釣行記]型にこだわる金華山沖マダラジギング!

岩手県水深90m前後の浅場での釣果

【浅海のマダラ釣り】
三陸沿岸など産卵期から産卵後の荒食いの季節は湾内や湾口周辺の比較的浅い水深でマダラを狙え、比較的手軽にできるジギングが人気。接岸中とはいえ100~200gくらいのジグは必要になる。
[釣行記]マダラ釣りのススメ 三陸の鱈ジギング

東海林誠さんの投げ釣り釣果

【陸っぱりのマダラ釣り】
こちらはレアケースだが、過去には宮城や岩手沿岸で産卵後の荒食い中のマダラが岸から釣れたことがあった。このときはイワシなどベイトが岸に寄せられ、ベイトを追って接岸したとみられる。
[2016年の釣行記]三陸投げ真鱈!深海の大型魚マダラを漁港から狙う

【鱈におすすめの鍋料理】

■タラの料理レシピ(さばき方)

■どんがら汁
[出典]農林水産省Webサイト(レシピあり)
身をぶつ切りにして、内臓なども全て入れ、肝味噌スープで仕立てた山形の郷土料理。タラは無駄な所が無いと言われる。

■キムチ鍋
淡泊なタラはあらゆる鍋にマッチするが、パンチのある辛味が効いたキムチ鍋はいかがだろう。市販のキムチ鍋ベースを使ってもいいし、好みのキムチ(チャンジャや内臓を発酵させたものが良い)をペースト状につぶしてダシ汁と合わせるのもあり。ひと手間かけて、タラの身に片栗粉の衣を付けてから揚げにしてしてから投入すると、衣にも味がしみ込んでさらに美味!

カジカ類(ギスカジカ、ケムシカジカ)

ギスカジカやケムシカジカ(ボッケ)など大型のカジカの仲間は北海道のナベコワシ(トゲカジカ)と同様に鍋料理にベストマッチ。頭の部分が大きいので、捌いてしまうと身の歩留まりは悪いが、頭や肝も処理して一緒にいただける。

ケムシカジカ(ボッケ)
ギスカジカ

[関連記事]ギスカジカ、ケムシカジカ…東北で代表的なカジカ類を紹介

【カジカのお鍋料理】

■ぼっけ鍋
[詳細]釣りTiki東北料理レシピ

淡口しょう油とみりんで整えたダシ汁でシンプルなお鍋に仕立てたボッケのお鍋。肝や内臓まで食べられて、アンコウなどと似たようなプリプリとした身質が最高。カジカ類は皮周りの硬い種類もいるので霜降りしてウロコ取りなど丁寧に下処理するのが美味しく食べるコツ。

サケ、マス類(サクラマス、カラフトマス等)

本州でシロザケを釣れる場所はほとんどないものの、早春はサクラマス、カラフトマスのマスジギングがシーズンを迎える。河川のサクラマスやエリアフィッシングで持ち帰った大型のトラウト類も石狩鍋風の鍋料理にしてみるのも良いかも?

三陸のマスジギング釣果

[魚種別攻略法]マスジギング
[釣行記]青森・下北半島周辺のマスジギング
[釣行記]岩手・三陸沿岸のマスジギング
[釣行記]エリアフィッシングのすすめ

【マス類の定番お鍋料理】

■石狩鍋風の味噌仕立て
[出典]農林水産省Webサイト(レシピあり)

ちゃんちゃん焼きと並ぶ北海道のサケ料理の定番!石狩鍋はマス類にもぴったりの料理。昆布からしっかりと出汁を取り、色とりどりの野菜やサケマスを甘めに溶いた味噌で仕立てれば、体が芯から温まる。

ソイ類(マゾイ、クロソイ)

漁港のナイトゲームでも人気のソイ類。冬場は深場で良型のクロソイ、マゾイを狙えるシーズン。食味の良さで知られるソイはクロソイ、マゾイともにいろいろな鍋にマッチする。

マゾイ
クロソイ

[魚種別攻略法]マゾイ
[釣行記]仙台湾牡鹿半島のスロージギング アイナメ、ソイ、メバル好釣継続中!
[釣行記]大型クロソイ狙い撃ち!根魚シューティングゲーム

【ソイにおすすめの鍋料理】
■豆乳鍋
一時はブームになったこともある豆乳汁。ちょっとこってり系のまったりとやさしい味が魅力。作り方は豆乳鍋の素を使っても簡単だし、成分無調整豆乳をコンブ出汁などのダシ汁で薄めて塩やしょう油で調味するだけも十分おいしく作ることができる。

メバル(オキメバル、クロメバル)

中深場で釣れるオキメバル(ウスメバル)やクロメバル類も冬場においしい魚種。船だと胴突き仕掛けで多点掛けを狙って数釣りが楽しめる。ルアー系はSLJやソフトルアーのバチコンなども人気になってきている。

ポイントに入ると満貫で釣れてくることも(オキメバル)

[魚種別攻略法]オキメバル
[釣行記]三陸スロージギング9目達成!

【メバル類におすすめの鍋料理】

■オキメバルの捌き方
[料理レシピ]オキメバル
■みぞれ鍋
十分な旨味を持ったメバルはダイコンをみぞれ状におろして投入した「みぞれ鍋」によくマッチする。大根おろしとダシ汁のやさしいお味と食感が楽しめ、体も温まる。応用編で蕪を使ったカブラ鍋のみぞれ版も独特の風味が効いて美味。

クリガニ(トゲクリガニ)

漁港・岸壁の投げ釣りの外道や投げ網(カニ網)などで冬場も釣れてくるクリガニ(トゲクリガニ)。冬の八戸港内で盛んに狙われるなど東北各地で身近なターゲットで、春の産卵期かけて接岸してくるため岸から狙いやすくなる。毛ガニを小さくしたような種類だが、カニミソの味が濃く、汁物、鍋物にして最高の食材。
[魚種別攻略法]クリガニ

【栗蟹の鍋料理】

■クリガニのカニ鍋
[詳細]釣りTiki東北料理レシピ
クリガニは1杯を半分に切って鍋に投入。カニミソから最高の出汁が出るので、メンツユベースのシンプルな味付けでも十分に美味しく頂ける。小さいと身を食べるのがちょっと大変だが、食べてみれば毛ガニの仲間と納得できるはずだ。

寒ブリ(ワラサ)

冬に食べる魚の代表格が寒ブリ。脂の乗ったブリ級はジギング、泳がせ釣りのターゲットとしても第一級。東北各地では晩秋から初冬に狙え、水温の低下とともに南下してしまうまでがチャンス。

ブリクラスになると太さが違います

[釣行記]寒ブリ期待!三陸青物ジギング
[釣行記]冬の日本海 寒ブリゲーム

【ブリにおすすめの鍋料理】

■寒鰤の下ごしらえ
[料理レシピ]寒ブリ
■ブリしゃぶ鍋
ブリを釣った方に何で食べたいかお聞きして、最も多かったのが鰤しゃぶ。お刺身で食べられるような脂の乗った寒ブリを、しゃぶしゃぶであっさり頂くのが最高。10kg級のブリを釣ることができれば、刺身に飽きてしまった後の贅沢な楽しみになるはずだ。

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