必要な道具類
竿とリール、ラインがセットになったコンパクトロッドが1000円程度で手に入るので、とりあえずはこれでOK。最近はカラフルなものが多いのも嬉しい。
■スナップ付きヨリモドシ
ガイドにラインを通した後、ラインの先に付けることで、仕掛けの交換がラクになる。ビギナーは巻き込み時のガイド破損に注意!
■仕掛け
市販の天秤付きの2本バリ仕掛けを使用。キス、ハゼ、カレイ、アイナメ用などが市販されている。ハゼやキスはハリ小さめの8~10号。カレイ、アイナメ用ならもう少しハリの大きい12~14号くらいがおすすめ。
■メゴチバサミ
魚を直接つかみたくない時や、トゲのある魚を釣った時に便利。
■水汲みバケツ
釣った魚を一時的に活かしておけるほか、手洗い用やクーラーへの水汲み用など便利。タオルも一緒に用意しておく。
■クーラーボックス
釣果を新鮮に持ち帰るならクーラーと氷はマスト。軽い発泡スチロールタイプも人気。
■エサ(アオイソメ)
手に入りやすく、食いもいい万能エサ。アイナメ、カレイなどは2、3匹を房掛け。ハゼ、キスなどは1匹を千切って小さくエサ付け。
タックルの準備
ちょい投げで使うリール竿には通常、スピニングリールというリールが付いいている。また、コンパクトロッドは振り出し竿といって、縮めて収納した竿を伸ばして使うタイプがほとんど。ここではスピニングリールの使い方を確認しつつ、ガイドにラインを通し、竿を伸ばす。
[ベールを返す]
※リールのハンドルを回転して糸を巻き上げられるのがベールが戻っている状態(通常の状態)で、腕を返すことでラインが出るようになる。
[ベールを戻す]
[糸をラインローラーに通す]
[糸をガイドに通す]
竿に仕掛けをセットする
■仕掛け例
[ハゼの場合]
[カレイの場合]
市販のテンビンの下に仕掛けを付ける。天秤は巻き上げた時に浮きあがって根掛かりを防げる「ジェット天秤」がビギナーにはオススメ。ハリは丸せいごやケン付き流線の12~14号。ちょい投げならば幹糸4~6号、ハリス3~4号くらい
投げ方
[後ろを確認する]
[タラシを取る]
[指にラインをかける]
糸を張った状態で、人指し指でロッドに糸を押し付けて固定する。この後、ベールを返して糸をフリーにするので、緩まないようにする。
[ベールを返す]
[竿を振る]
[リリース]
■軌道や山なりになる場合
リリースポイントが手前すぎる。目標に向けてからラインをリリースする。
■軌道が直線的、手前に落ちる
リリースが遅すぎる。
■右や左に飛ぶ
スイングの軌道が曲がっているのと、リリースポイントが少しずれているのが原因。
※投げ釣りはいろいろな投法があるが、基本はタラシ短めの上手投げ(オーバースロー)。上達したら他の投げ方も試してみよう。※キャスティングは危険も伴うので安全第一で!
アタリを待つ
砂浜でするキス釣りなど、根掛かりの少ないポイントでは竿を手に持ってリールを巻きながら魚を探す(さびき釣り、引き釣り)。一方、岩場や藻などがあるカレイ、アイナメ釣りでは、ポイントに投げ込んだ後、糸ふけを取ってアタリを待つ(置き竿釣り)。置き竿の釣りは点々と探る釣りなので、竿1本よりは2、3本で投げ分けられると有利。
[さびき釣り]
[置き釣り]
※取材協力/つりえさ倶楽部マリン仙台新港店(宮城・仙台市宮城野区)TEL: 022-786-3580
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